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カヤバ(株)【7242】の掲示板 2018/11/03〜2018/11/05
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>>246
まとめると当初からの流れを見ていて、今回の決算発表は想定の中のかなり良い方だという意見です。実は特損が数十億ですみましたとか、不正物件の数が減りましたとか、そんな結果は考えづらいですよね。
みんな数百億の特損は今期計上するだろうと思っていたうえで、「被害額を算出できず決算延期かもしれない、東洋ゴムのように千億超えかもしれない、倒産するかもしれない、主力の自動車部品の不正が発表されるかもしれない、不正件数が増えるかもしれない」と心配していたら少なくとも決算発表の際にはその心配が無さそうとわかったのですから。急に倒産だなんだと記載する人も減りましたし、そこはわかっているのですね。
交換部材が数十億、工賃を加えて数百億が対処費用で見込まれるだろうというのは当初から報道されていました。加えて主力製品の自動車部品への不正関与や不正件数の増加も懸念されていました(実際東洋ゴムは55棟の免震不正発表の後で99棟の防震不正を追加し、さらにシートリングの不正も追って発表。)
倒産だ、被害額一兆円だ(東国原発言の後、根拠を独自計算されている方がたくさんいましたが)と騒がれてのこの株価なのだと思っています。
対処額が今後積み増すのは皆わかっていると思います、それも懸念報道されてますし。
重要なのはこれらのファクターを盛り込んでいたところ、今のところ追加の不正発表がなされず、今期分の損失とはいえ見込みに近い数百億の特損という着陸地点が見えてきて、倒産の懸念が無くなってきたということです。決算発表延期もなさそうです。
当初の不正発表からこの決算まで、冷静に見ると当初の見通しどおりかなり穏やかにここまで来たので株価が値を上げ初めたのではないかと思います。様々なリスクが和らぎましたからね、当たり前といえばそうなのですが。