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トヨタ自動車(株)【7203】の掲示板 2022/09/11〜2022/09/13

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goikenban 強く買いたい 2022年9月13日 06:56

1ドル140円定着なら、今期経常益8%増に拡大
トヨタ4500億円上振れ
日本経済新聞 朝刊 投資情報 (16ページ)
2022/9/13 2:00

 外国為替市場で一時1ドル=144円台と24年ぶりの円安水準を付け、企業業績の押し上げ期待が強まっている。2023年3月期の平均為替レートが140円になった場合、上場企業(金融除く)の経常利益は前期比8%増と従来予想の1%増から切り上がる見通しだ。ただ過去に比べて押し上げ効果が縮小しているほか、原材料などの輸入価格上昇につながる内需企業には逆風となる。

 大和証券のまとめでは、対ドルで1円円安が進んだ場合、22年度の主要上場企業の経常利益を0.4%押し上げる。企業の想定為替レートの平均は1ドル=約122円で、12日の為替相場(143円程度)はこれよりも円安水準だ。23年3月期の東証プライム企業の経常利益(市場予想を含む)は48兆円の見通しで、単純計算すると経常益は51.5兆円と約3.5兆円押し上げられる。
 円安の恩恵が大きいのは上場企業全体の利益の約6割を稼ぐ製造業だ。海外売上高(輸出と現地法人の合計)が約半分を占め、円安が進むと輸出による手取りや海外子会社の円換算した収益が膨らむ。

 トヨタ自動車は対ドルで1円円安が進むと営業利益を450億円押し上げる。今季の想定レートは1ドル=130円、円安効果を前期比で8650億円と見込んでいるが、1ドル140円台が定着するならさらに4500億円前後のプラスになる。三菱重工業は対ドルで1円円安なら事業利益は24億円増える。円安効果は期初に100億円と見込んでいたが、現状の水準が続けば「200億~300億円に膨らみそう」(幹部)。