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古河電池(株)【6937】の掲示板 2021/05/19〜2021/11/01

再エネ発電について言えば、すべてが「日本抜き」という状況だ

福岡に本社を置く電力系事業・グローバルエンジニアリングは8月19日付けでテスラ製の「メガパック」を北海道の千歳バッテリーパワーパークに導入し2022年に運用を開始する予定であることを発表した。菅義偉首相「肝いり」のカーボンニュートラル化政策にとっては、太陽光や風力といった再エネ発電の比率向上が大きな目標であり、商機に敏感な民間企業は素早い動きを見せている。しかし、利益を得るのが日本企業や日本国民ではなくなるとしたら、手放しでは歓迎できない。
テスラ製「メガパック」は、太陽光発電などの再エネ発電で起こした電力を貯めておくシステムだ。雨の日でも、風が吹かない日でも、蓄電設備があれば再エネ発電に頼っていられる。しかもテスラ製は、日本での同型製品の相場に比べて格安と言われている。電池の仕様にはいくつかのバリエーションがあるようだが、テスラの上海車両工場が購入しているCATL(寧徳時代新能源科技)製も使われている。日本経済新聞は「同じ電池容量でコストは5分の1」「1kWhあたりの納入価格は5万円弱」と報じた。これだけ価格差があれば国産品は太刀打ちできない。