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ザインエレクトロニクス(株)【6769】の掲示板 2016/01/03〜2016/01/29

[江口靖二のデジタルサイネージ時評]Vol.20 “8K”はデジタルサイネージにこそ最適なのだ!DSJ2015レポート
2015年6月19日
http://news.livedoor.com/article/detail/10249947/

・・・実際には4Kですらまだ導入途上であるわけだが、DSJ2015ではデジタルサイネージコンソーシアムとNHKと共同で、「8Kサイネージプロジェクト」を進めてきた。これは8Kの利用用途として、放送、医療、パブリックビューイングに加えて、デジタルサイネージも非常に有望であると考えるからだ。放送に関しては国が定めるロードマップに従って、粛々と実用化に向けた取り組みが進んでいる。医療の世界でも同様だ。これらに加え、8Kの解像度はデジタルサイネージにこそ、最も成長性が期待されているのではないか、という仮説である。

 デジタルサイネージにおける8Kには、2つの方向性がある。ひとつは高い解像度を活かした大画面化である。すでにマルチディスプレイであれば8K以上の解像度で運用されている事例が多数ある。たとえば羽田空港の国際線ターミナルには、32面マルチで12Kで表示されている。こうしたマルチ画面はもちろん、80インチを超える利用シーンは駅構内や空港、大型商業施設などで潜在的なニーズは高い。また100インチを超えるような屋外大型ビジョンでは、更なる高画質化のニーズも高い。LEDディスプレイの低価格化もこれに拍車をかけている。2020年のオリンピックに向けて各種施設や街頭に、パブリックビューイング用の施設も相当数導入されるに違いない。

 もう一つの利用は高画質化を活かしたコンテンツニーズも強いということだ。例えば化粧品やジュエリー、車などでは、印刷との画質比較において、デジタルサイネージの利用を躊躇する広告主もあるのも事実だ。今回の「8Kサイネージプロジェクト」では、これらの可能性を検証することが目的でスタートした。デジタルサイネージコンソーシアムでは、NHKと検討を重ねて、これらの検証のために、世界ではじめてデジタルサイネージのためだけのコンテンツを実際に企画し制作した。これをDSJ2015会場内に設けられた8Kパビリオンにて公開展示を行ったのである。・・・

【コメント】8Kとデジタルサイネージは相性が良いようです。