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シャープ(株)【6753】の掲示板 2017/07/06〜2017/07/09

 東証一部の復帰については、「6月30日に、東証一部再指定の申請をした。だが、ようやく復帰に向けたスタートラインに立ったところである。決して楽観視してはいけない」とし、「これから東証による審査が始まるが、審査項目のなかでは、業績の確実性が極めて重要である。詳細は7月28日に発表する第1四半期(4~6月)決算で明らかにするが、業績は順調に推移している。いま一度、社員全員が気を引き締め、第2四半期(7~9月)、第3四半期(10~12月)も、確実に計画を『有言実行』するとともに、正々堂々の経営を実践し、東証一部への復帰を果たそう」とし、東証一部復帰に強い意思を示した。

 戴社長はメッセージの冒頭で、大阪府堺市の本社で6月20日に開催した第123期定時株主総会に、798人の株主が出席したことに触れ、「本総会では、7つの議案の説明と質疑応答をし、すべての議案を承認いただいた。所要時間は1時間7分で、これは2016年の3分の1であり、15年前の2002年に並ぶ、短時間の総会となった。順調な業績の回復や、きめ細かな対外的なコミュニケーション活動により、不安が解消されつつあると実感した。また、8Kや4Kディスプレイを展示し、その素晴らしさを体験していただくこともできた。株主総会終了後には、日本では非常に珍しい試みとなる、株主を対象とした経営説明会を開催した。説明会では、『数人の従業員と話をしたが、前向きに業務に取り組んでいる様子だった』、『引き続き頑張ってほしい』といった励ましの言葉をもらったほか、8Kを中心とした成長戦略に関する質問や意見など、当社の事業拡大への関心、期待の大きさが窺えた」とした。

 また「後日、こうした期待や声援に対する感謝の気持ちを込め、株主一人ひとりに、私からのメッセージと、謝恩祭の案内を郵送した。謝恩祭は大変好評である。しかし、さらに業績を向上させ、株価上昇、復配を実現することこそが、本当の意味での株主の皆様への感謝の証であり、その鍵となるのが、『8Kエコシステム』と『AIoT』になる」とした。謝恩祭は、株主に対して特別価格で、シャープ製品を提供するものになっている。