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ニデック(株)【6594】の掲示板 2019/04/27〜2019/06/25

皆さんが言うように平成になって日本は敗北の30年となった。何故そうなったか。原因の一つに四半期経済の定着がある。目先の利益にとらわれるようになって、先の長い大きな案件に取り組む事が少なくなった事も一因であろう。もう一つは、組織の中でうまく立ち回り、出世しようとするこずるい人間が増えた事もある。高度成長の時代は無我夢中で働き、みんなでその成果を祝った時代だった。永守さんも当然その一人だろう。
仲の良い人達が徒党を組むのは、組織の中で協力的な人間を増やすのに役立つから、別に悪い事ではない。ただ仲間意識が高じて、それ以外の優秀な人も排除してしまう事が多々見られる。人間がこずるく小さくなってしまったのが日本経済の低迷につながっている。更に原因を探れば、バブル崩壊を経験してリスクを極端に恐れる体質が出来上がってしまった事もある。どんな事業でもリスクは有る。リスクを恐れる事も特別悪い事でもないが、全く新しい事業や誰もやった事のない開発を妨げる事にもなる。LEDを開発して来た人は20年掛かって世の中に送り出した。東レのCFRPも20年位掛けて事業化した。そんな事今の四半期経済では出来ないだろう。開発して5年泣かず飛ばずならさっさとやめてしまう。さらに世界が均質化していけば日本の出る幕はなくなる。どうすれば良いのか。
皆さん、永守さんの様に常に行動し、チャレンジし、考え、決して諦めない事だ。こんな事誰でも出来る事ではないが、1970年〜1990年の日本は世界に出て行き、どこの国も日本企業が来たら敵わないと思って、撤退して行った。一人日本人が来たらどんどん日本人が来る。組織で敵わなかった訳である。あの時代正に一枚岩の組織があった。小賢しい人間は要らない。今の日本には後がない。日本電産は永守さんがいる限り昭和のあの輝かしい時代の日本企業であり続けるであろう。真面目で真摯で勤勉であれば何とかなる。ゼロ戦パイロットの坂井三郎の残した不撓不屈という言葉の中に日本企業の復活があるだろう。

  • >>916

    日本人が世界に伍して対等に、それ以上に戦うことができたのは昭和の時代まで。
    それは日本人古来の道徳心、モラルに裏打ちされた勤勉さと企業や国家に対するロイヤルテイー(忠誠心)に負うところが大きい。
    それを根本から崩してしまったのがグローバリゼーションの名のもとに終身雇用をやめてしまったことであろう。
    終身雇用の是非はいろいろあろうが、企業にとっても、社員の忠誠心を育み安心して技術や知識の引継ぎが期待できる。働く側にしても生涯設計ができて老後も含めて人生設計が成り立つ。
    人生設計が成り立てば安心して消費もできて、デフレもなくなるし税収も増える。
    ニートやプータローもなくなりそこそこ人並みに家庭を持つ若者も増え、少子化に歯止めがかかる。
    にわか仕込みの西洋かぶれのグローバリゼーションは日本人の生活を根本から崩してしまったようだ。
    国民だけではない、企業の機密や技術も流失し、さらには企業自体も外国企業にのっとられる結果を招いてしまった。
    道徳教育と終身雇用はぜひ復活させるべきだ。
    性悪説に基づいた西洋式システムは日本人にはなじまない。