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ニデック(株)【6594】の掲示板 2022/07/21〜2022/07/27

電産株は20年くらいしか保有していないが、電産は今大きな転換期の真っ只中にあると認識。
周知のとおり、今期1Q決算は円安に救われた。実業績からは全く買えない。。寧ろ売り。。株価は下がる。来年度以降EVモーターが順調に伸びて行けば、買われ株価も上昇するのではないか。とは思うが、、、

永守さんの後継者選びの失敗は3度目か。関さんは日産とかいう規模だけは大きいが凋落久しい3流自動車会社からの引き抜きだった。やはり、永守さんには焦りがあったのだろう。。永守さん曰く「3Tレベル「低収益、低成長、低株価」の日産でそこそこ出来てきた人材」だったが故に不安があっても、関さんに期待したし、関さん自身も日産のNo.3より電産のNo.1になろうという野望もあっただろう。 

決算説明会の永守さんはこれまでのような力強さはなく、関さんも無気力、力強さが感じられず、説明もトロく、投げやりに感じられた。それに対して永守さんが度々補足をする。という悲しい状況。。

CEOとして1年で期待の結果を出せる程の器量は、やはり彼にはなかったと思う。

しかも、僅か1年の間に、電産はあっという間に前関CEOの甘っちょろい3流自動車会社流の経営風土が蔓延してしまった。

私は日産の企業文化の染みついた関さんと真逆の、電産という大企業の舵取りは彼には出来ないと思う。EVモータの業績が一定のレベルに達したら関さんは退社するだろう。
以下の記事から今の電産の苦境が推察できる。<週刊現代2022.7.23.30記事より引用
「車載事業本部に久しぶりに通ってみて感じたことは、これが私が創業した日本電産の事業所なのかという怒りに満ちた失望と残念無念な思いであった。日本電産ポリシーも創業者イズムも感じられない『ゆでガエル』集団になっている。社内最悪の事業だ。「誰かを外部から呼んで来て私の後継者にしようという思いそのものが甘かった。3Tレベルでそこそこ出来てきた人材では日本電産のような3K企業は経営できないことを今回も思い知った」
永守さんが言う「3T」とは「低収益、低成長、低株価」のことで、「3K」とはその逆の「高収益、高成長、高株価」の略だ。3Tとは明らかに日産のことを指している。

「経営幹部や管理職は、ハンズオン、マイクロマネジメント、任して任さずの行動を徹底し、計画達成のためには部門長は社員の先頭になって休日返上で、率先垂範で当たること。休むなどもってのほかであり、3K企業のやることではない」

現在の業績低迷、株価低迷は、後継人材の選び方の甘さに気づかず。3度も失敗を繰り返した永守さん自身にあると思う。しかし、どの企業にも低迷期は何度もやって来る。一流の経営者のいる大企業は必ず復活している。
私は永守さんの日本電産の復活を信じている。