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(株)東芝【6502】の掲示板 2015/05/14

今回の東芝事件から学べる教訓とは

■(1) 株を買わない勇気が投資家には求められる

今回は4月3日の時点で “氷山の一角” が姿をあらわしたわけです。ですから、それ以降に株価を買ったとしたなら、それは投資ではなく投機に近い取引だったと言わざるを得ません。

会計不正処理の可能性が取り沙汰されたということは、少なくとも東芝への信頼が揺らいだわけですから、そのような株を買わない勇気。投資家に必要な態度だと思います。

■(2) 社長を含めた会社自体の誠実さを見る

今回の東芝株の全貌はまだ不明ですが、多少なりとも不正があったのは事実のようです。どのような成行きで不正に至ったのかはわかりませんが、会社自体に不正があったというのが事実だとしたら、その会社の株を買いたいとは思いません。

投資家が株を買うとき、会社とその経営陣の誠実さを見て取る必要があると、今回の東芝事件を通してあらためて感じさせられました。株を長期で保有したいと思うなら、一度は株主総会に出席し、経営陣の姿を直で見てみるのは一つの手だと思います。人の誠実さってすぐに伝わりますよね。

信頼を失うのは一瞬ですが、信頼を取り戻すためには時間と行動が求められます。まずは、今後の展開を見守る必要がありますが、東芝の経営陣がどのような真摯な態度と誠実さを見せていくのか。注目です。