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(株)キトー【6409】の掲示板 2019/04/26〜2019/08/14

>>83

)「PEGレシオ」で業績期待を加味した割安感を探る
一般的に、株式が「割安なのか割高なのか」を判断するモノサシとして、PER(株価収益率)を比較する方法があります。ただ、「利益成長(業績回復)期待を加味した割安度」を知る上で参考となる指標として「PEGレシオ」もありますのでご紹介したいと思います。PEGレシオは、「予想PER÷予想利益成長率」(PER÷Growth)で計算され、レシオ(倍率)が低いほど、「利益成長(業績回復)予想を加味したPER面で比較的割安」と判断されます。
図表2は、東証17業種株価指数について、①今後2年の予想平均増減益率(2017年と18年の暦年予想EPS(1株当り利益)の前年比増減益率平均)、②2017年の予想PER、③予想PEGレシオ(=②17年予想PER÷①今後2年の予想平均増減益率)、を示したものです。TOPIX(市場平均)は、今後2年で利益(EPS)が年平均15.7%で伸びると見込まれており、予想PERは約16.0倍。従って、PEGレシオは1.02倍(=16.0÷15.7)と計算されます。東証17業種で比較すると、「商社・卸売」「運輸・物流」「鉄鋼・非鉄」「電機・精密」「建設・資材」が1.0倍を下回り、業績回復期待を考慮した上での相対的な割安感がみてとれます。