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(株)太平製作所【6342】の掲示板 〜2015/04/27

ガイアの夜明けのバイオマス発電見ましたか?

岡山県北部に位置する真庭市。人口は4万8000人。県内で最も広い面積を持ち、その8割が山林を占める。建築用の木材「美作ひのき」の産地として知られ、江戸時代から続く林業の町だ。しかし、国内林業の低迷で間伐材は売れずに放置され、山林は荒れていく。いわゆる"やっかいもの"だ。間伐材が売れて加工されても、そこから出て来る木屑や廃材はやはり"やっかいもの"。日本の山村でよく見られる状況だ。この"やっかいもの"を地域活性に利用しようという動きが始まった。地元の製材会社、銘建工業は、家具などに使われる「集成材」の生産で全国トップクラス。その銘建工業と森林組合などが4月、木質バイオマスで国内最大規模となる1万キロワット(約2万2000世帯分/年)のバイオマス発電設備を稼働し始めた。特徴は、発電した電力を自分たちで使うのでなく、あくまで"売る"ための設備で、年間約21億円もの売電収入を見込んでいる。そして、バイオマス事業の最大の狙いが、新たな雇用の創出。すでに発電所では運転要員として15人の新規雇用が。ほかにも木材収集などの関連事業にも波及し、雇用効果は全体で180人程度と見込む。地方の山村が取り組む新たな"地域革命"は、成功するのか...