ローツェ(株)【6323】の掲示板 2019/07/27〜2019/11/21

恐ろしいくらいの急激な上げですね。
さて、サムスンディスプレーの湯井工場の13兆ウオン（1.2兆円）の次世代ＱＤ－ＯＬＥＤパネルの量産ライン投資の件です。
2021年量産開始予定と発表されており、ローツエの来期業績への貢献が期待されます。
現在の日韓関係は危惧されますが、まず確実にパネルの搬送装置についてはローツエが受注すると思っています。
先日発表された決算説明会資料でも今後の見通しとしてＦＰＤ関連装置として「来期は韓国主要顧客の次世代パネルに1兆円規模の新規設備投資」と記載があり、
かつ、「対韓国輸出規制強化の直接的な影響はない。」と明確に記載されています。
この装置を販売するのは韓国コスダックにも上場しているローツエの韓国現地法人であるＲｏｒｚｅ　Ｓｙｓｔｅｍｓであり、日本からの輸出ではなく、韓国企業間の取引になります。
また、サムスンは日本の輸出規制3品目については韓国内調達ないし内製化を進めているようですが、この搬送装置はサムスンはローツエからしか調達の手段がなく、
来期の売上貢献が期待できます。念ためＩＲにも確認しましたが、この受注のため生産能力を3倍に高めており、決算説明資料記載の通り、来期の売上を見込んでいるようです。
あとは儲かるかどうかです。前回は煮え湯を飲ませれましたが、今回は事前準備も整っており、前回のような失敗はないと期待していますが、
どうなるでしょうか？1.2兆円の1％でも120億円、２％で240億円の規模になります。
来期ローツエが更に飛躍できるかは、この取引でどれくらい儲けることができるかも重要な要素になります。