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TOWA(株)【6315】の掲示板 2024/05/11〜2024/05/13

「決算要約」Vol.1


 2024年3月期の連結業績は、売上高が前期比6.2%減の504億7100万円、営業利益が同13.7%減の86億6100万円、経常利益が同11%減の90億7900万円、純利益が同12.3%減の64億4400万円だった。

 半導体業界については、世界的にPCやスマートフォンなどの民生品需要が低調に推移し、メモリ半導体を中心に在庫調整が続いたことから、関連設備の投資抑制も続いた。

 生成AI関連向けに独自のコンプレッション装置「CPM1080」の需要が大きく拡大したことから、コンプレッション装置、金型の受注高及び売上高は通期で過去最高となった。利益については、売上高の減少により、各段階利益ともに前期比で減益となったものの、コンプレッション装置の売上比率の増加にともない、製品ミックスが改善したことから当初予想は上回った。通期では減収減益となったものの、第4四半期(2024年1月~3月期)は生成AI関連向けのコンプレッション装置の納入が本格化したことから、売上高が大きく拡大し、四半期連結売上高は184億3800万円、同営業利益は45億8600万円となり、四半期で売上高、各段階利益ともに過去最高となった。

 半導体製造装置事業における経営成績は、台湾地域を中心に民生品向け投資が低迷したものの、中国地域や東南アジア地域での設備投資は堅調に推移した。韓国地域での生成AI関連向け投資が本格化したことから、売上高459億300万円(前連結会計年度比33億8100万円、6.9%減)となった。利益については、生成AI関連向けのコンプレッション装置の売上増などにともない製品ミックスは改善したものの、売上高の減少に伴い、営業利益80億9700万円(前連結会計年度比13億400万円、13.9%減)となった。