コマツ【6301】の掲示板 2016/08/18〜2017/01/27

>>414

こんばんは。

相場の格言、知られた危機は、危機ではない、がすべてです。欧州中が大混乱になるような危機は起こりません。決着の方法や、落しどころは作られているはずです。暴落の起こるような危機は、知られざるところから、不意打ちでやってきます。

もし危険な兆候があるのでしたら、米株が今のような状況にあるはずもありません。

日本株にしても、これまでに酷い下落の発生したのは、裁定買い残が東証時価の１％に達したときです。直近の場合、裁定買い残が６兆に達した０７年です。株とは、外資が差益で儲けるものです。６兆から、０，２３兆まで叩き落して、その差を儲けました。

今は、０，５兆です。これを０，２３兆まで落して、いったい、いくら儲かるのでしょうか。

差益で儲けるには、今の０，５兆を、３兆や４兆に膨らませて、その差を取るはずです。

来年の６月頃までは、日本株は上昇して行きます。７，８月には、きつい下落が来ますが、それも昨年８，９月程度のもので、リーマン級ではありません。その時点で、裁定買い残が、精々、３，６兆程度と思われるからです。

これが、ドイツ銀行株が、ここまで下落しても、同銀行の口座を解約しない理由です。

以前はドイツ銀行の窓口では、ブロンドのきれいなお姉さんが接客に当たり、預金通帳も証明の類もなしで、サインひとつで、預金が下ろせました。誕生日には、エアメールでバースデーカードを送ってくることもありました。

近年、不景気で預金が１日あたり、１０００ユーロ（ドイツ語ではオイーロ）しかおろせなくなりました。若い男性行員が、証明を求めたので、腹を立てて、

「Mein Gesicht ist Kundenschein. Wie lange arbeiten Sie hier denn? この顔が預金者証だ。いったい、何年ここに勤めてるんだ？」

とやり返したこともありました。

「Drei Jahre （３年です）」という、とんでもない新米でした。（笑）