平田機工(株)【6258】の掲示板 2016/12/07〜2017/01/31

　先に、日経電子版で報道されたが、本日、正式にコニカミノルタとパイオニアが有機EL照明事業で提携--合弁会社設立を発表した。
　用途は車載用、インジケーター照明、広告用、美容照明、医療照明など。
　量産製造は塗布方式のロールtoロール方法を三菱化学と確立。

　世界の主要参入企業は、オスラム（ドイツ）、ＬＧディスプレイ（韓国）、コニカミノルタ、パイオニア、カネカ、三菱重工業、住友化学など。
　高成長が期待される車載関連有機ＥＬ照明市場は、１２５億円（２０１６年度）→３１００億円（２０２５年度）と推計されている。

　平田機工は、特に、北米市場で自動車関連の製造設備関連で大型受注を獲得して売上高実績を上げているため、１１月に吸収合併したＫＯＹＡを中心に有機ＥＬ照明を本格的に今期から受託事業展開を開始すると予測する。
５月に会社発足の「コニカミノルタ パイオニアOLED株式会社」と提携することも視野に入れれば更に期待できる。

>>コニカミノルタとパイオニア、有機EL照明事業で提携--合弁会社設立へ
加納恵 （編集部） 2017/01/31 15:46

　コニカミノルタとパイオニアは1月31日、有機EL照明事業において合弁会社を設立すると発表した。同日に契約を結び、5月に「コニカミノルタ パイオニアOLED株式会社」を設立する。
　資本金は4億9000万円で、出資比率はコニカミノルタ50％、パイオニア50％。有機EL照明パネルの開発、販売を実施し、今までコニカミノルタが推進してきたインジケーター用照明や広告用照明、パイオニアが展開してきた美容照明や医療照明などの特殊用途に加え、車載用照明を軸としたフレキシブル有機EL照明の地位の確立を目指す。
　パイオニアは、有機EL照明パネルにおいて、三菱化学と業務提携し、共同開発を進めていたが、塗布型パネルの量産出荷という一定の成果に達したことを踏まえ、同日付で業務提携の解消を発表している。