ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)LIXIL【5938】の掲示板 2019/05/20〜2019/06/29

  • >>538

    >瀬戸さんと監査法人が犯罪をしている可能性があるという風説の流布でしょうか?

    瀬戸氏の11億円の年棒と監査報酬の安さを問題提議しようと考えただけで、風説の流布ではありません。

    高額の業績連動報酬は粉飾決算の誘因になりやすいので、粉飾決算防止のためにも、やめさせるべきだと考えます。

    Lixilの会計監査人トーマツは評判の良い監査法人です。しかし、まともな監査法人でも予算が少なくては限界があります。会計監査の質もある程度は予算に比例します。トーマツの会計士にも生活があります。コストに見合った監査しかできません。

    柴田英樹弘前大学教授論説 日本的監査風土の「いま」と今後 - 弘前大学学術情報リポジトリのP39に次のような記載があります。
     「監査報酬では日本と欧米とは比べ物にならないほどの差異(欧米の監査報酬は日本の報酬の数 倍から数十倍高い)がある。欧米は一応の監査報酬の目安はあるが、監査業務に時間を要する事象 があった場合には、タイム・チャージを行い増加していく。したがって、欧米の場合には、資金面で 余裕があり日本ではなかなかできない監査手続のアプリケーション化やI T化ができるのである。 一方、日本では監査報酬が低く固定化されている傾向が強い。」


    トーマツは日本では最も優れた監査法人の一つだと思いますが、監査報酬が少なくては、このような問題も起きやすいと思います。不正会計といっても白黒の明らかなものは少なく、灰色のものが多いのが現実です。灰色の場合、高額業績連動報酬を取る社長は業績を良く見せる方に判断が傾くことが多いように思います。

    なを、2019/2/13 21:00の日本経済新聞配信記事「LIXIL、四半期報告書の提出期限延長」に下記のような記載があります。
    「LIXILグループは13日、2018年4~12月期の四半期報告書の提出期限を3月14日まで1カ月延長することを求める申請書を、関東財務局に提出したと発表した。住宅やビルのメンテナンスをする子会社「LIXILリニューアル」で過去に取引実態のない受注案件があった可能性が浮上するなどで、監査法人による追加のレビューを実施する。LIXILはグループ内の業績評価の指標の1つとして受注高を設定している。内部調査によると架空の受注で受注高を水増しした可能性がある。また、18年4~9月期の連結売上高のうち、約7000万円が早期に計上される不適切な会計処理があった疑いもある。LIXILは12日付で弁護士と公認会計士で構成する特別調査委員会を設置した。調査委は不適切な取引の内容や原因を調べ、他の子会社で同様の案件がないかを確認する。」との記載があります。