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>>884

リョービは現在、エンジンやトランスミッション周りの部品が売り上げのほとんどを占める。エンジン車からEVへの移行が進むなかで、縮小が避けられない分野だ。今後はバッテリー周りや軽量のボディー部品など、EV化でニーズが高まるカテゴリーを育てていく。

同社の19年12月期の連結業績予想は、売上高が前年同期比3%減の2455億円、営業利益が26%減の111億円。中国の新車販売が減速している影響で、メーカーへの部品納入が落ち込んだ。

足元の株価は2000円前後と、4000円を超えた18年夏から大幅に下がっている。中国の市場環境の影響を大きく受ける「中国銘柄」という見方が広がったためとみられる。

とはいえ、中国を筆頭に世界での燃費規制はより厳しくなっていく見込みで、EVの開発・販売は今後、先進国を中心に本格化する。リョービは特定のメーカーに取引を依存しない独立系のサプライヤー。EV時代にどれだけのメーカーや車種に食い込めるかが今後の業績を左右する。