住友金属鉱山(株)【5713】の掲示板 2020/06/23〜2020/12/07

　国際指標のロンドン金属取引所（ＬＭＥ）の銅の３カ月先物価格は、２５日終値が１トン７３００ドルまで上昇。コロナで大きく下げた３月下旬の安値から６割高い。アルミは１８日に同１９９８ドルと２年１カ月ぶりの高値。ニッケル、亜鉛、鉛、スズも１年超ぶりの高値圏。
　中国が１１月中旬に発表した１０月の工業生産が７カ月連続で前年同月を上回り、景気の堅調な回復ぶりが改めて示された。工場やビルなど固定資産投資は１～１０月累計で増加。不動産投資も活発だ。
　ＥＶはガソリン車に比べモーターなどに２倍超の銅を使う。蓄電池には鉛、ニッケルを使う。車体を軽くして航続距離を延ばすため、アルミの使用も増えるとみられる。英国政府は１７日、ガソリン車とディーゼル車の新車販売を「２０３０年までに禁止する」と発表。２月に禁止時期を４０年から３５年に前倒ししたが、さらに早めて環境重視姿勢を鮮明にした。米国のカリフォルニア州やカナダのケベック州も脱ガソリン車政策を発表。中国も３５年をめどに新車販売を環境対応車にする方向で検討中。米大統領選で民主党バイデン氏勝利が確実になるにつれ、公約のＥＶ普及も現実味を帯びつつある。

ここは、銅もしている、ニッケルもある、電池材料もある、おまけに金もある。資源株で、死角なし？