ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

タカラバイオ(株)【4974】の掲示板 2018/09/12〜2018/10/15

おめでとうございます☆


大阪大学病院における当社がん遺伝子検査業務が米国病理学会の臨床検査室認定(CAP-LAP認定)を取得

2018年10月11日



 タカラバイオ株式会社は、大阪大学医学部附属病院(以下、大阪大学病院)で実施しているがん遺伝子検査業務が、米国病理学会(College of American Pathologists(以下、「CAP」(注1)))による、臨床検査室認定プログラム(Laboratory Accreditation Program(以下、「LAP」(注2)))の認定を取得しましたのでお知らせします。



 ゲノムの遺伝子情報に基づき、がんの検査や治療を行う、がんゲノム医療は、新たな診断や治療法の開発や効果的な薬剤選択につながると期待されています。当社は、2017年8月に大阪大学病院と、がんゲノム医療分野における連携推進協定を締結し、大阪大学病院内にクリニカルシーケンスラボ(注3)を設置し、がん遺伝子検査業務を受託しています。また、大阪大学病院は、本年4月に厚生労働省より「がんゲノム医療中核拠点」に指定され、10月1日から「先進医療」(注4)を開始するなど、連携して本分野の取組みを本格化しています。



 今回、取得したCAP-LAP認定は、 CAPが実施する世界的な臨床検査業務の認定制度で、特に、次世代シーケンサー(注5)を使用する遺伝子検査業務の精度保証では実績があります。今回の認定は、国内の医療機関内部で行われる次世代シーケンサーを使用する遺伝子検査業務としては、初めてであり、今後、大阪大学病院における、本検査業務の一層の品質向上が期待されます



 がんゲノム医療をはじめとしたクリニカル分野の遺伝子検査では、超微量の遺伝子の取扱い技術が必要となることから、当社は昨年、これらの技術分野に強みのある、Rubicon Genomics社、WaferGen bio-systems社を当社グループに迎え(その後、米国子会社に吸収合併)、自社技術との融合により、新製品・新サービスの開発を行っています。当社はがんゲノム医療を含むCDMO事業(注6)の拡大に注力しており、新製品・新サービスの提供を通じ、がんゲノム医療推進に貢献してまいります。