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パラカ(株)【4809】の掲示板 〜2015/04/28

③パラカは社長の出自が危険で増資後暴落の前科があります

IPOと増資の前科

社長の内藤さんは広島大の出身で野村證券を経てゴールドマン・サックス証券に入社したそうです。
http://blog.livedoor.jp/slowtrading/archives/11294610.html
ゴールドマンサックス出の人が株主をどう扱うかぐらい想像がつきますよね。

まず金集めのためにかなり割高なIPOを決めています。公募55万円で寄り付きで公募割れ。最初から鮮やかなものです。

そしてパラカは2007年3月20日に4079株の増資をしています。
その価格は20万8000円。
大体今現在のの高値です。どうして21万円から下落しているのかこれでお判りでしょう。
その発表から2日ほど持ちこたえたものの、そこからパラカの株は5万円まで下がってゆくことになります。

その後底値で自社株買いをするあたり非常にしっかりしています。
逆のタイミングだとよかったのですが。

パラカは一見明らかに割安です。
しかし割安に甘んじているのは、不動産含み損、莫大な有利子負債それに加えて、過去にもあった増資が懸念されているからです。
ネット上あらゆるところでパラカが割安だというミスリードがあります。勘違いも多いですが、高値を煽って増資を決めようとする会社の工作もあるかもしれません。
パラカには多くの有利子負債がありますからある程度返してしまわないことには配当どころではないでしょう。
ちょっと増配したとしても今度は増資が怖い。
というのも流動比率が100パーセントギリギリですし、負債と金利負担が大きいからです。

④ですがパラカは割高な会社ではありません

不動産の含み損と有利子負債があったとしてもパラカの収益力自体は見事なものです。
5億程度の利益では地価の下落を埋めるだけでも5年かかり有利子負債の返済もおぼつきませんが10億あれば話は変わってきます。

ですが、パラカの実質のPBRは2,2倍。これまでとこれからの地価下落と地方の料金低下(+消費税)を考えると期待PERも10ではなくそれ以上になるでしょう。
ということは、パラカは特別割安ではないのです。

世の中には資産の含み損がないで実質的にPBRが1以下で、有利子負債が少なく、資産の含み損が隠れていない生粋のPER10で配当も2-3パーセントほどある株はいくらでもあるでしょう。
パラカはこれらに比べて特に良くはないですし、負債からして配当も困難で、しかも増資懸念がある株であります。
そうむきになるほどではありません。

⑤そういうことを知らないで盲目的に飛びついている個人が沢山いるのです。
それでもなおこの程度の株価なのです。
その需給状況自体が怖いものではありませんか?

⑥会社のHPを見ても開示情報は2008年までのものしかなく、増資の事実は確認できません。
どうしてそんな大切なことを提示しないのでしょう。
隠しておいてまたやる気なのではと疑ってしまいます。

増資によって、パラカを完全無欠だと思っていた投資家がパラカの実際の姿に気づくことになります。
期待が大きすぎただけにそのギャップから恐怖によるブン投げが起きかねない。