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楽天グループ(株)【4755】の掲示板 2021/02/19〜2021/02/21

>>849

こんにちは。制御性T細胞(以下ティーレグ)を何らかの形でコントロールするということではないでしょうか。ウィルス等の外敵やがん細胞を攻撃する免疫のキラーT細胞には、これが自己の細胞を攻撃しないように、ティーレグという言わばストップ役のT細胞が用意されています。ところが何らかの原因でこのティーレグに異常が起きるとキラーT細胞のブレーキが利かなくなり、自己の細胞をも攻撃するようになる。これが自己免疫疾患です。

そしてがん細胞はこのティーレグを味方につけて逆に活性化させることでキラーT細胞からの攻撃を制御させているのですね。そこで光免疫はこのティーレグに発現しているCD25というたんぱく質にIR700を結合させる。そして光をあてて無効化させる。すると制御のかかっていたキラーT細胞ががんを攻撃し始めるというわけです。

光免疫療法はとにかくある細胞に特異的に出現しているたんぱく質にこれまた特異的に結合する抗体を作り出し、これを結合させて光を当てて破壊するというメカニズムですから、このメカニズムを利用できるものならその対象となるものは何もがん細胞に限らないんですね。

ティーレグに発現しているたんぱく質には他にもGARPもあり、光免疫が自己免疫疾患に効果があるということは、こういった免疫に発現しているたんぱく質を利用してそこになんらかの制御を加えるものだと思いますが。

  • >>861

    おはようございます。いつもありがとうございます。

    制御性T細胞(ティーレグ)の本来持つ役割がどのようになった際に光免疫によってどう作用させるのか、こういった専門的な解説は、何度も説明して頂けることによって理解を深めて吸収して行く事が出来ますので、いつも大変ありがたく思っています。
    同じ内容でも解説のバリエーションにより、そういうことか!と理解出来るきっかけとなる事が多々ありますので、大変貴重なお話しと思って読ませて頂いています。

    PS.ハイ-レグ(ウェストラインとヒップラインの中間点まで鋭角に切り込まれた履きもの)の活性化させた使用方法と解説はお任せください。