投稿一覧に戻る (株)キャンバス【4575】の掲示板 2022/10/20〜2022/10/21 264 m77 強く買いたい 2022年10月20日 11:46 >>243 ここで☝️ではキャンバスCBP501が何故? 途轍もなく膵臓がんがんによく効くか?の復習です。🧐 ーーーーーーーー 【(1)がん細胞へのプラチナ流入を促進し、がん細胞の免疫原性細胞死を誘導】 CBP501 により、抗がん剤であるシスプラチンの細胞内への取り込みががん細胞でのみ促進される。 通常、シスプラチンによるがん細胞死では、「免疫原性細胞死」が少ない。免疫原性細胞死を起こすためには小胞体ストレスが必要だが、通常の細胞内シスプラチン量では、ほとんど小胞体ストレスが発生しない。CBP501 により、がん細胞内での細胞内シスプラチン濃度が上昇し、小胞体ストレスが加わるために免疫原性細胞死が起きていると考えられる。 免疫原性細胞死により抗原が放出され、樹状細胞が抗原を貪食し、表面に提示する。すると、樹状細胞が提示した抗原を T 細胞が認識し活性化する。 活性化した T 細胞(CD8 発現 T 細胞;別名キラーT 細胞)が、がん細 胞へ到達すると、がん細胞の表面にある抗原を認識してがん細胞を攻撃する。 このように、がんに対する免疫反応が生じやすい環境が形成され、オプジーボのような免疫チェックポイント阻害剤の薬効を向上させる。 【(2) 腫瘍随伴マクロファージ(TAM)の活動を抑制】 がんの微小環境下では、マクロファージ(TAM)が、がんに対する免疫を抑制するサイトカイン(IL-6、TNF-α、IL-10)を放出するが、CBP501 はそのサイトカインに関連する複数のシグナル伝達系に関連するカルモジュリンに作用し、サイトカインの産生を抑制する働きを示す。 この他、 〇 がん幹細胞を減らす マクロファージ(TAM)から産生されるサイトカインの一種(IL-6)ががん幹細胞 の増加を促進するが、CBP501 がそのサイトカインの産生を抑制することで、 がん幹細胞の産生を抑制する。 〇 がんの転移・浸潤・上皮間葉移行を抑制 CBP501 が、がん原因遺伝子の一つである KRas とカルモジュリンの結合を 阻害することなどで、がん細胞の遊走・浸潤・上皮間葉移行を阻害している。 といった機序もあると考えられている。 そう思う39 そう思わない2 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る 343 xqa***** 2022年10月20日 13:32 >>264 気が早いかもしれませんが、ノーベル賞を期待したいですね。 そう思う4 そう思わない1 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する
>>243
ここで☝️ではキャンバスCBP501が何故?
途轍もなく膵臓がんがんによく効くか?の復習です。🧐
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【(1)がん細胞へのプラチナ流入を促進し、がん細胞の免疫原性細胞死を誘導】
CBP501 により、抗がん剤であるシスプラチンの細胞内への取り込みががん細胞でのみ促進される。
通常、シスプラチンによるがん細胞死では、「免疫原性細胞死」が少ない。免疫原性細胞死を起こすためには小胞体ストレスが必要だが、通常の細胞内シスプラチン量では、ほとんど小胞体ストレスが発生しない。CBP501 により、がん細胞内での細胞内シスプラチン濃度が上昇し、小胞体ストレスが加わるために免疫原性細胞死が起きていると考えられる。
免疫原性細胞死により抗原が放出され、樹状細胞が抗原を貪食し、表面に提示する。すると、樹状細胞が提示した抗原を T 細胞が認識し活性化する。
活性化した T 細胞(CD8 発現 T 細胞;別名キラーT 細胞)が、がん細
胞へ到達すると、がん細胞の表面にある抗原を認識してがん細胞を攻撃する。
このように、がんに対する免疫反応が生じやすい環境が形成され、オプジーボのような免疫チェックポイント阻害剤の薬効を向上させる。
【(2) 腫瘍随伴マクロファージ(TAM)の活動を抑制】
がんの微小環境下では、マクロファージ(TAM)が、がんに対する免疫を抑制するサイトカイン(IL-6、TNF-α、IL-10)を放出するが、CBP501 はそのサイトカインに関連する複数のシグナル伝達系に関連するカルモジュリンに作用し、サイトカインの産生を抑制する働きを示す。 この他、
〇 がん幹細胞を減らす
マクロファージ(TAM)から産生されるサイトカインの一種(IL-6)ががん幹細胞
の増加を促進するが、CBP501 がそのサイトカインの産生を抑制することで、
がん幹細胞の産生を抑制する。
〇 がんの転移・浸潤・上皮間葉移行を抑制
CBP501 が、がん原因遺伝子の一つである KRas とカルモジュリンの結合を 阻害することなどで、がん細胞の遊走・浸潤・上皮間葉移行を阻害している。
といった機序もあると考えられている。