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(株)免疫生物研究所【4570】の掲示板 2015/10/01〜2015/11/11

中国:浙江省でインフルH7N9感染報告、今秋で患者4人目  2015/11/10 10:23
 今年の秋季以降、浙江省で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染患者が4人報告されている。慢性疾患をもつ50歳以上の人が農村部で相次いで感染した。そろって自身で家禽を育てている。ウイルスの変異はみられていない。浙江省疾控センターからの情報として、中国新聞網が9日付で伝えた。
 浙江省では、今冬のH7N9流行期を迎えている。
 国家衛生計画生育委員会は13年3月31日、域内のH7N9感染3例を世界保健機関(WHO)に報告。同ウイルスのヒト感染が初めて確認されたと伝えた。13年通年では、中国全体で144人がH7N9ウイルス株に感染したと診断されている(死者46人)。ウイルスは弱毒性だが、高齢者が高い致死率の肺炎を起こす可能性が指摘された。ヒトからヒトに感染しやすい方向に変異している恐れがあるという。
*以下は、私が勝手にコピペしたものです。
(前略)根路銘氏は、国立感染症研究所の呼吸器系ウイルス研究室長や世界保健機関(WHO)インフルエンザ・呼吸ウイルス協力センター長を歴任するなどウイルス研究の世界的権威として知られる。退官後、県内に研究拠点を設け、独自のワクチン開発や各種の研究事業を進めている。従来のインフルエンザワクチンは、原料となるウイルスを鶏卵を使って増殖させて製造するが、製造に半年ほどの日数を要するほか、コストも高い。昨春、中国を中心に感染・死亡者が相次いだH7N9型鳥インフルエンザのワクチン開発は、鶏卵培養ではウイルスがうまく増えないなど、大きな課題を残していた。根路銘氏の研究はカイコを使うのが大きな特徴だ。鶏卵培養に比べ、タンパク生成量が4万倍となる実験結果を得たという。人工的に合成した遺伝子とカイコを使ってヘマグルチニンを生成する技術は既に確立していて、インドネシアの国立大学とワクチン開発で技術提携している。今回は人工ウイルスを使って量産性と安全性を確保するなど技術研究を発展させた形だ。根路銘氏は「沖縄を司令塔に世界へのワクチン供給戦略基地を目指す」と語る。世界規模で展開する研究事業が県内を中心に進むことは心強く、ウチナーンチュとして誇らしい限りだ。今後は実用化に必要な臨床試験を着実に進め、世界の人々を救うワクチン開発で人類に貢献してほしい。