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第一三共(株)【4568】の掲示板 2015/09/02〜2015/09/22

>>426

母 最終章(2)

 病院の方とは 母の体力が付き次第 自宅退院ということで 話はついていました。
自宅でベッドなら 夜は脇に俺が布団を敷いて寝てやればいいだけ 前に骨折した時のように。その時は 寝る時いつも 自分に言い聞かせたのでした。「母に トイレとか 何かあったら すぐに目を覚ませと」。朝までに5~6回は目覚めたものでした。そして 脇に置いてあるポータブルトイレに移動させてやった。
 ----しかし 93歳の母の体力は なかなか回復せず 自宅へ引き取ることは できませんでした。

 ある日 夜中に病院からTELがあり 「お母さんが危篤です どのくらの 時間で来られます?」とのこと。すぐに家を出て 兄妹には 車内から連絡して 15分ぐらいで 病院につき 病室に行きました。
 母を見た瞬間直感で既に死んでいると思いました。午前2時過ぎでした。別れの挨拶は 出来ませんでした。想像だが2時間以上前に死んでいたのだろう。体はまだ温かかった(電気毛布のスイッチは入ったままだったから)。
 医者はにこやかだった。弟が俺にいった。「兄貴 怖い顔をしてんな」 死に目に会い無かったからだ。医者にそのことで文句を言ってやりたかったのだ(我慢をしたが)。
 医者はそれから時計を見て 亡くなった 時間を皆に言った。 これも医者のテクニックなのだろう。電話をかけた時は とっくに 死んでいたと思う。
 東日本大震災の2か月前のことだった。

  追記 これで私事は 終わり。あとは 株の話に戻ります。