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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2016/06/06〜2016/06/10

ASCOが終わり、臨床現場で免疫チェックポイント阻害剤についてディスカッション等を少ししましたが、全体的な現場感として癌だからニボルマブとはなっておりません。効果がありそうな患者を可能な限り特定し、限定した上で投与すべきとの意見が多数です。理由は高額だから。これに尽きます。
それともう一点、大腸癌にも有効と発表がありましたが、大腸癌での売り上げは期待しない方が良いと思います。今回有効であったMSI-Hの大腸癌は数%しかいないのと、ロシュのPD-L1とMEK阻害剤併用のデータではMSI-H以外にも有効であったからです。オプジーボとヤーボイ併用を上回っています。

  • >>980

    tak310様
    貴重な情報ありがとうございます。
    勉強になりました。
    素人みたいなものなのであまり良くわかりません。
    大腸癌でロシュの抗PD-L1抗体薬atezolizumabと同じロシュのMEK阻害薬のcobimetinibが大腸癌MSSに有効であるとのですね。
    ただ、MEK阻害薬とオプジーボとの併用なら、案外同様ないしはそれ以上のの効果が得られるのでは無いかと考えたりしています。MEK阻害薬はJTが作ったトラメチニブという薬もあるようですね。ブリストルは自社薬ではないのでやりたがらないでしょうが、オール日本で治験をすれば。。。妄想です。
    この辺になると投資ではなくなってきてますね。最近ちょっと精彩のない小野薬品ファンみたいです。

    こちらのページを参考にしました。
    ttp://www.esmo.org/Oncology-News/Immune-Modulation-in-Colorectal-and-Anal-Cancers