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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2016/05/12〜2016/05/16

世界の製薬大手が画期的な新薬開発に行き詰まるなか、
なぜ小野薬が生み出せたのか。

 1つは関西の1人の研究者の存在がある。「PD―1」という分子を
京都大学の本庶佑名誉教授らの研究チームが発見したのは1992年だ。

小野薬もこの分子に目をつけ、共同研究を進めた。
PD―1が免疫抑制に関わっている仕組みが分かったのは99年で、
創薬の研究開発が本格的に始まるまでにおよそ7年。
実際の治療薬候補が完成し治験が始まったのは2006年で、
開発から実用化までにおよそ15年かかったことになる。