ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

ソースネクスト(株)【4344】の掲示板 2019/02/22〜2019/02/26

きる性能に達した。交差点ごとに複数の車や監視カメラなどのデータをもとに、自動運転車などを安全に制御するシステムなどへの応用を想定する。
判断の速さと精度を両立するAIが注目される背景にあるのは、現場の機器などでデータを処理する「エッジコンピューティング」の広がりだ。
工場の製造設備や自動運転車など、それぞれの機械ごとにAIで処理して効率化やサービスの向上につなげる取り組みが、様々な産業で進んでいる。
例えば、日立製作所では荷物を取り出すロボットと運ぶ台車を協調作業する技術を開発している。NECは店舗に設置したカメラの映像から、客の購買行動を把握するサービスを実用化している。
産業用機器などに使われるコンピューターはクラウドで利用されるものに比べて性能が低く、消費電力にも制限がある場合が多い。精度を落とさずに判断を速くできれば、様々な機器をAIで賢くできる。
まず期待されるのは、自動運転や遠隔医療だ。データをリアルタイムで判断できるAIが求められている。
スマホのようなクラウドと接続しやすい機器でも新技術は役立つ。ネット環境の不十分なときでも、スマホの処理能力だけでAIを動かしてリアルタイムで翻訳などに利用できる可能性がある。(大越優樹)