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クラスターテクノロジー(株)【4240】の掲示板 〜2015/04/27

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kyo***** 強く買いたい 2014年10月24日 17:34

アルプス電気が“現在”量産中のHUDに対してクラが『関連部品』を供給しているのはホボ間違いないと推察する。其の根拠として、9月19日付けの日刊工業新聞は『アルプス電気がレーザー光源を採用したHUDの量産を始めた』と報道しているが、アルプス電気のHUDがパイオニアのHUDと基本的に同じであるとアルプス電気が認めているからである。その根拠として、クラは今年の2月13日付けの決算短信で『(HUDが)業界内での評価も高く、新規ユーザの引き合いもあり、試作新型や“関連部品”の受注を頂いております』と記述してパイオニア以外の供給先の存在を公にしている。今となっては其れがアルプス電気との判断が成立つのである。

2月の短信の時点でJVCケンウッドとパナソニックの二社が既に自己技術によるHUDを終えているが、しかし、この時点でアルプス電気の存在は未だ表面化していなかった。10月開催の“CEATEC JAPAN”で上記3社以外の新規参入のメーカーの存在を見付けようとしたが見付からなかった事からクラの言う新規メーカーとは最終的にアルプス電気との判断に至っている。アルプス電気のHUDは欧州の自動車に搭載される事が決定している事実から交渉の為の物理的な時間を勘案すれば2月の短信で言う『関連部品を頂いている』取引先とはアルプス電気に他ならない事になる。クラとアルプス電気は過去にも取引関係がありオーナー同士が昵懇の間柄であった事から協業する素地は存在していた事になる。

最も肝心な事はクラに対してアルプス電気のHUDへの『関与の有無』を尋ねると『否定する』言葉が出て来なかった事にある。既に販売されている部品の取引先が一つ増えただけで敢えて公表する必要が無いとして黒子の立場に徹するのはパイオニアに対する時と同じでクラの流儀にすぎない。故に公表が無いからとして取引の事実も無いと判断するのは早計である。

パイオニアの新型ARHUDは11月中にも新発売される。パイオニアが生存を賭ける戦略商品だ。下半期のクラの業績に寄与する。仮にも、アルプス電気への部品供給が事実とすればOEM供給だけに大いに業績に寄与する可能性がある。(以上は小生の個人的な推測に過ぎない。クラが自ら公表する事も無いだろうから、事実関係の確認には時の経過が必要だが、仮にも推測が正しければクラの株価は安きに過ぎると言える)