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保土谷化学工業(株)【4112】の掲示板 2018/05/31〜2020/02/19

有機EL発光材料では、蛍光材料を第1世代、燐光材料を第2世代と呼ぶ。一般的に、蛍光材料は流した電力の25%しか光に変換できないが、材料の寿命が長く、RGB(赤緑青)の3原色が揃っている。燐光材料は理論上、電力を100%光に変換できるが、素材にレアメタルを用いるため高価で、青色材料がまだ実用化されていない。
第3世代にあたるTADFは、理論的に電気を100%光に変換でき、素材にレアメタルを使用しないため安価。一方で、利用できる分子のタイプが限られており、発光波長が幅広になって色純度を高めにくい。

現在、量産されている有機ELには赤と緑に燐光材料、青に蛍光材料が使用されている。