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(株)田中化学研究所【4080】の掲示板 2019/01/05〜2019/03/08

>>362

⇒お問合せの回答
既に、ご承知かと存じますが、当社の販売価格式は下記のとおりとなっております。販売価格式:販売単価 = 主原料国際価格 + 加工単価
売上高 = 販売単価 × 販売数量
コバルト、ニッケル、リチウム、その他ではマンガンもこの主原料国際価格にあたいします。当社のお客様には、この主原料国際価格を適用して販売しております。
ご指摘のように、これらの主原料国際価格の変動により、当社の販売単価も上下し、売上高や利益に影響が発生致します。
当社と致しましては、二つの対策を実施することにより主原料国際価格のリスク対応に努めております。
①:お客様からの主原料支給比率を上げていく施策
 お客様より主原料を支給頂く施策です。
 この場合、主原料国際価格は支給された価格でお客様に返すことになりますので、販売単価は市況に影響されません。
②:購入/販売時の主原料国際価格のマッチングを行う施策
 お客様からの主原料支給がない場合には、当社で手当てすることになりますので、その条件をお客様に紐付けし、お客様 の注文数量が変化した場合でも主原料国際価格を紐付けして販売する施策です。しかしながら在庫については、会計上、総平均法を使いますので、今回のような当第2四半期末にかけ主原料国際価格
が下落しますと、主原料の購入価格と簿価にマイナスの差が発生することになり、利益に影響が発生致します。次に、当第2四半期は、主要ケミカル材材や電力費の値上により、利益に影響が出ました。
これらは加工単価の中に含まれており、値上になった部分を転化することに時間を要してしまったことが要因でございます。
しかしながら、これらの値上対応につきましては、当社お客様との価格改定交渉がほぼ一巡し、その他、当社内での合理化等の影響もありまして、第3四半期以降で改善に向かう見込みでございます。
最後に、コバルトフリー品が汎用化すれば、ご指摘の通りコストには大きく反映するものと思われます。
貴重なご意見を賜りありがとうございます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

h19さんが問い合わせてくれた内容です。

当社内の合理化等の影響もあり第3四半期以降は、改善に向かう見込みと田中化学が回答した内容からです。