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フリービット(株)【3843】の掲示板 2015/06/08〜2015/06/12

成長性は純利益ではわかりませんよ。

以下をご参照に~~

成長性分析とは、企業の売上高、総資産などの規模がどの程度変化しているかを分析することで、企業に係る一定期間の規模の成長度合いを測定するもの。売上高成長率、総資産成長率などがある。



会社は利益を追求していくことを目的としている。そしてその方法としては、利益率を上げていく方法と、売上高をはじめとする規模を拡大させていく方法が考えられる。
このうち規模の拡大は、市場シェアを上げて競争上の優位を得ようとする場合や、利益率の改善が限界までいった場合には、利益成長に直結する。また、成長している会社は「攻め」の戦略をとるため、従業員の士気が上がり、会社内も活性化すると言われている。そうした意味からも、成長性分析は重要である。

成長性分析では、市場全体の伸びとの比較が重要な意味を持つ。仮に自社の売り上げが20%成長していたとしても、市場全体が30%成長しているなら、シェアの低下を意味しているからだ。同様な意味で、物価上昇度なども考慮に入れることが望ましい。

成長率は単に高ければいいというものでもない。100%成長、200%成長という急激な成長は、資金調達面、あるいは人材育成面の問題をもたらすからである。よく起きるのは、急激な売り上げ成長に伴って、借入金の増加による安全性の低下、債権回収や棚卸資産の管理が追いつかないなどの事態、あるいは、新人や管理職の教育が間に合わず、業務プロセスに混乱が起きたり、顧客の満足度が下がってしったりなどの事態だ。業界全体の成長も見据えた上で、「バランスのとれた成長」であるかどうかを見抜く必要がある。

なお、成長性を見る際には、上記に記した指標以外に、従業員数、営業利益、経常利益などの伸びも補完的に見る場合が多い。

参考URL
http://gms.globis.co.jp/dic/00336.php