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(株)ブロードバンドタワー【3776】の掲示板 2015/09/10〜2015/09/29

・F君にとつて「コーポレートガバナンス」とかは「馬の耳に念仏」か「蛙の面に小便」かと思っていたけれどーーー?

株式上場するって、どういうこと?
そもそも株式会社とは何を示しているのでしょうか。株式会社とは、株式を発行して投資家から資金を調達し、その調達したお金で事業活動を行う会社のことをいいます。また株式会社であっても未上場会社と上場会社があり、いわゆる株式投資で誰もが株を買えるのは上場会社の株なのです。

「上場」のことを「公開」ともいい、両者同じ意味で使われますが、自分の会社の株式を証券市場を通じて誰でも自由に売買できるようにすることを「株式公開(IPO)」といい、誰でも売買できるように証券取引所へ登録することを「株式の上場」といいます。日本では、東京証券取引所や名古屋証券取引所など、複数の証券取引所があります。各取引所とも会社が上場するための基準を設けており、上場したい会社はその取引所が指定する基準を満たさないといけません。上場基準は株式単位数、時価総額、株主数、事業継続年数、利益額などさまざま。上場基準が最も厳しいのは、東京証券取引所市場第一部です。株式を上場することで、証券取引所において日々株価が発表され、株式が売買されるようになります。上場した会社は責務として、会社の事業内容や財務状況を投資家に対し開示しなければなりません。

上場(公開)前の株主は、創業者など自社の関係者が中心であり、外部の意見にそれほど左右されない閉鎖的な経営が可能です。しかし上場後は自社とは関係なく、誰もが株主となり得ます。株主が企業の所有者である、つまり経営者は企業価値を高めるために株主から経営を委任されるというのが、株式会社本来の理念。上場することで様々な株主ができ、ますます企業価値の向上が求められるようになるのです。