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ヒト・コミュニケーションズ<3654.T>がAI(人工知能)スピーカーと連携した宿泊施設向け17言語対応のチャットコンシェルジュサービスを開発し、著名ホテルへの導入を始めた。開発はAIチャットボット開発ベンチャーのTradFit(非上場)と共同で行う。

 このサービスでは訪日外国人向けに、AIスピーカーと連携した多言語チャットボットと、ホテル経験者などによる高度な有人オペレーターによるチェットコンシェルジュサービス提供。AIスピーカーと連携した多言語対応チャットボットと管理画面を連携してコンシェルジュサービスを提供するのは、世界初、業界初の取り組みとなる。小田急ホテルセンチュリーサザンタワーなど著名ホテルへの導入も同時に発表した。

 国内ホテル業界は訪日外国人旅行者の増加に伴い慢性的な人手不足となっており、生産性向上を図りながらも多言語対応等の高品質なサービス向上を求められている状況。

 ヒトコムはTradFitのAIチャットボットに対して、観光事業における接客ノウハウを生かしたオペレーションの提供を行ってサービス向上を目指す。有人チャットのやり取りを学習することで、より高度なAIサービスを提供できるようになるという。今後は国内に留まらずアジアを中心としたグローバルなサービス展開を図る他、その他サービス業界への展開も視野にTradFitと共同でサービス開発を行っていく模様。

 今回のTradFitとの共同事業は、販売、サービス、営業分野の特化型アウトソーシング事業を展開するヒトコムにとってテクノロジー分野における第1弾のサービスとなる。新たな事業分野の育成という観点からも注目すべき新事業となりそうだ。

 18日の終値は49円高の1606円だった。