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(株)三菱総合研究所【3636】の掲示板 2015/04/16〜2023/02/15

件名:預金の金利が5%になるだけで、国の税収は大幅アップ

日本の民間貯蓄残高は、昔から比較的高かったのです。ですから、預金金利が相応に高ければ、国民所得も税収も、殊更に何もしなくても一定額を見込めていたのです。

しかし、国の借金残高が増えたことで、国家財政は高金利に耐えられず、いまやマイナス金利という有様になってしまいました。

いくらお年寄りが預金をもっていても、微々たる利息ではやっていけませんし、また微々たる利息から得られる税収は、当然のことながら、さらに微々たるものです。

こうなると、国は税収の多くを他に求めていくしかありません。

そこで、消費増税や経済活性化による税収(法人税等)の増加を狙うようになる訳ですが、5%前後の預金金利の時の預金利息から得られる税収とは異なって、これらの税収は常に消費や経済活動が活性化していないと、多くの税収を見込むことは出来ません。

分かり易く言うと、不労所得で生活できる人と、毎日働かなければ生活できない人の違いのようなものなのです。常に働く人は、体を休める暇もありませんから、やがては疲れ果てて働くことすらも侭ならなくなるのです。

今の日本の財政は、体を休める暇すらない状態が続いて、疲れが極度に溜まったような状態です。

まず国は、市中の預金金利を3%程度に持っていく努力をしましょう。国債費は無利息の赤字国債でも発行して全額日銀に引き受けてもらい、年数を掛けてコツコツと返済していくしかありません。