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(株)メタプラネット【3350】の掲示板 2022/05/16〜2022/08/20

浅草の“深い傷跡” キレイなまま閉業・休業
5/31 ITmedia ビジネスオンライン

相鉄ホテルズの運営するビジネスホテルチェーンの、「ホテルサンルート浅草」が現れる。同ホテルは営業をしているが、そのすぐ隣に全てのカーテンを締め切って、閉業をしているホテルがある

「ライトニングホテル浅草」は、2019年4月にオープンしたカプセルホテルだ。口コミサイトでは、安価だが設備がきれいで、アメニティーも充実していると評価が高い。しかし、20年4月に「新型コロナウイルスの拡大防止」の観点から臨時休館となった。その後2年間、新しい知らせはない。建物を見ても人の気配はなく、貼り紙などもない状態だ

 さらに国際通りを北上すると、日本・タイ・インドネシア・フィリピンに国際ホテルチェーンを展開するRED PLANET HOTELSの「レッドプラネットホテル浅草」が営業中だ。飲食店や商業施設の多いエリアで、雷門の前を通る雷門通りと国際通りが交わる交差点のすぐそばだ。つくばエクスプレスの浅草駅も目の前にある。

 このエリアは特にホテルが密接している。つくばエクスプレスの浅草駅を挟んで反対側には、京阪グループ傘下の「ホテル京阪浅草」や万両が手掛ける「カオサン」ブランドのホステル「カオサン東京サムライ」が並ぶ。

 これらのホテルと同じ区画に、白い工事用パーテーションに囲まれたホテルがある。イシン・ホテルズ・グループ(東京都港区)が運営していた「ザ・ビー 浅草」だ。同社は星野リゾートが50%の株式を持つ関連会社で、主力ブランドの「ザ・ビー」は宿泊特化型のホテルらしからぬ、高いデザイン性が人気だ。

 このホテルは18年10月に開業した166室の客室数を持つホテルだ。1年半の営業ののち、20年4月13日に新型コロナウイルスの影響で休館。その後、4月30日に閉館となった。同ホテルは三菱地所が建設し、イシン・ホテルズ・グループに貸し出す形で営業していたため、第1回目の緊急事態宣言で営業が難しい中、賃貸料をめぐる判断により撤退が決まったものと思われる。

 閉業は5月1日に事後報告の形で発表されたため、2社間で賃貸料の交渉が難航していた可能性も考えられるが、公式的な発表はなく、推測の域を出ない。同日、「ザ・ビー 浅草」はザ・ビーブランドの公式サイトからも削除され、単独の公式サイトも閉鎖した。