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キユーピー(株)【2809】の掲示板 2015/08/02〜2016/01/03

キユーピーファンのみなさん、こんばんわ♪

今年も残りわずか数時間になりましたね。来年の1月7日に期末決算報告と次期中期3年計画が正式に発表されます。キユーピーは着実に実績を積み上げてきましたからそれなりの決算報告が期待できますし、来期の増配もほとんど間違いないでしょうから非常に楽しみですね♪

今期は2013~2015年中期3年計画の終わりでキユーピーにとっても節目の年になります。キユーピーはこの3年間を来年以降の飛躍的成長のための『投資期間』と位置付けて1060億円以上の巨額投資をしてきました。ですから売上高や営業利益はそれほど大きく伸びたわけではありませんが、多くの投資家が来年以降の飛躍的成長を織り込んで買ってきたため株価は大幅に騰がりました。今年を含めた過去3年間の中期計画の成果を年度末の株価(大納会の終値)でみてみましょう。(括弧内は昨年の大納会に対する騰落率)

2015年度
2251→3000(+33.3%)日経平均(+9.1%)
2014年度
1461→2251(+54.1%)日経平均(+7.1%)
2013年度
1193→1461(+22.5%)日経平均(+56.7%)

でした。キユーピーは典型的な反アベノミクス銘柄で、国内の売り上げが2015年度でも93%程度ですから、円安による効果で為替差益はほとんど期待できませんし、輸入原料とくに輸入大豆油が円安によって高騰するために2013年度はアベノミクスによる日経平均の上昇率に比べれば上昇率はかなり見劣りがしましたが、やはり長期計画が発表されて将来性を織り込んで買われたために22.5%上昇しました。2014年度と2015年度は日経平均が一桁の伸びでしたがキユーピーは大きく買われました。2013~2015の3年間では、

1193→3000(+151%)日経平均(+83.1%)

で日経平均を大きく上回る成績でした。

来年度からキユーピーは飛躍的成長へと着実に歩んでいくことが強く期待できると思います。投資の効果が本当に表れるのは最新設備を備えた神戸工場が稼働dする翌年の2018年度以降になると思われます。またこの3年間は将来の飛躍的成長を織り込んで株価が騰がってきたと考えられます(たとえば27日の日経新聞の記事における2018年度の海外の売上が2015年度の1.8倍という記事では株価は騰がりませんでした)。

ですからあまり期待しすぎないで長期的な視野に立った投資が大切です。今年度の4Qでは鶏卵相場が会社予想を超えて暴騰しましたが、輸入大豆油の価格は下落しました。ですから売上高はともかく経常利益はそんなに期待できないと思います。しかし今年の12月から業務用鶏卵加工品の価格を改定しましたし、再来年の消費税増税も軽減税率が適用されそうですから悪影響はありそうもないですので、来期中期計画は予定通りにいくと思います。

キユーピーはやはり長期保有して初めて有難味が本当にわかる銘柄なのです。短期的な株価の騰落に振り回されることなく財形貯蓄のように少量ずつ期間をおいて買い増ししていくのが一番確実な投資法です。最低でも創立100周年記念の2019年、できればキユーピーマヨネーズ発売100周年記念の2025年まではホールドしておきたいものです。

やはり株式投資をするのでしたらキユーピーが最高の銘柄だと思いますね♪

それではみなさん、よいお年を♪