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(株)プレミアムウォーターホールディングス【2588】の掲示板 2020/08/08〜2022/04/05
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>>720
>>720
ありがとうございます。ただ配送コストに関してですが我が家には佐川で送られてきたと覚えているのですが、配送コストの強みというのがどの辺でしょう?独自の配送網でないため宅配業者が値上げしてしまうと一気にコスト増になってしまうような気がするのですが。それとも都市部などの地域では独自配送をしている地域があるということかな?
kab***** 2021年9月14日 10:24
>>719
安いところはRO水という水道水をろ過した水だったりします。
PWもコスモも天然水なので、仰る通り商品性に大した違いはありません。
しかし、そういう視点で見ると判断を見誤ります。
”PWの強みは営業体制の充実に起因してシェアが高いことです。”
そもそも”たかがお水”で差別化は基本的にできません。
ウォーターサーバーのビジネスは配送ゲームなのです。
お水は天然のものなので原価はとても安いです。
しかし、大きく嵩張り重いという配送上の難点があります。
シェアが高い(顧客数が多い)ことによって、配送コストの効率が上がります。
配送コストの効率化によってキャッシュが多く生み出されるようになり、それらをさらに営業力の強化や水源の獲得に充てることが出来るようになります。
そうすると顧客が増え、水源の分散でさらに配送コストの効率化が進みます。
こういった好循環をまわすのがPWは他社より早かったため、圧倒的にナンバーワンのシェアになっています。
先にご説明した構造上、基本的に他社はもう追いつくことが出来ません。
実際に顧客が純増しているのは既に上位数社と言われており、過去の決算資料では純増数で2位に圧倒的な差を付けていると書かれています。
仮に大手が新たに参入するにしても、新しく水源を獲得して配送網を構築するよりPWに乗っかってOEM供給を受けた方が良いという現象が既に起きています。
後は好循環がまわるにつれて2位以下との差が開いていくだけです。
顧客数が純減になっている下位の会社はいずれM&Aの対象になるでしょう。
というのがご説明になります。
まあ細かいことを言うと、PWはおしゃれなサーバーを用意したりと細かい差別化もあるのですが。
そこは置いといて、ウォーターサーバービジネスは配送ゲームだと覚えておいてくださいm(__)m