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(株)ソフトフロントホールディングス【2321】の掲示板 2020/11/17〜2021/01/09

2020年3月にトヨタ自動車との資本提携を発表した際にNTTの澤田社長は、「GAFAへの対抗」という言葉を口にし、GAFAに先んじて「スマートシティのプラットフォームの覇権を握る」狙いがあるとする見方もある。

トヨタは、東富士工場跡地を利用した「Woven City(ウーブンシティ)」構想を発表し、これは、約71万平方メートルの敷地内に自動運転やロボット、スマートホームなどの技術を試験的に導入し、実証実験を行うプロジェクトであり、3月のトヨタとNTTの資本提携は、ウーブンシティに東京都港区品川エリア(品川駅前のNTT街区の一部)を加えて、スマートシティのコアとなるプラットフォームをトヨタとNTTが共同で構築・運営することが狙いのようである。

スマートシティとは、自動車、携帯、住宅などあらゆるものが「つながる」ことで創出され、トヨタの自動運転車「eパレット」が行き来する未来都市のことを意味し、ヒトの要求やトラブルに対して24時間・常にアップデートされた最新の知識で対応できるAIによるヒトとマシンとの間のコミニケーションを可能にするインタフェースは必須となる。

スマートシティは、先進各国が水面下で技術開発が行われている国策でもあり、例えば、中国ではアリババをスマートシティの担当企業として、プロジェクトが進行しているようである。

トヨタ・NTTのプロジェクトに参画してソフトフロントの技術が未来都市に活かされることを期待したい。