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(株)エス・エム・エス【2175】の掲示板 〜2015/04/08

世界経済的に見て、今の日本株高は裏付けなく独歩高を続けている。
理由として
 ・安倍自民総裁による金融緩和発言(日銀法改正とマイナス金利が特に大き  い)または法人税のさらなる大幅引き下げ
 ・民主政権の突然の退陣、総選挙
 ・為替動向
がメインだが、これは実際、すべて不透明なままの未来に対する期待による相場変動。
すでに安倍さんは自らの発言に対し、最近は修正路線。日本で、というよりマイナス金利は世界でもほとんど例を見ない、劇薬中の劇薬。
これは当然、無理。絶対にできるはずがない。
万が一やれば、自民政権は三日で潰れること必至。
なぜなら強制的にお金を社会に回すのはよいが、このデフレ低金利よりもさらに金利は下がり、預金に関しては預けておけば実質金利を取られる。
しかし未来に安心を持てない国民がお金を使えるはずもなく、となれば企業も設備投資できず。
結局お金は宙に浮き、下がるのはマイナス化の金利のみ。
もう社会はめちゃくちゃ。だから無理。絶対に無理。
少なくとも今の日本では100%マイナス金利など無理。

それに気づいている海外投資家は、安倍さんの発言を2日後には疑問レポート始めた。私も気づくほどだから、当然外人はさらに細かく無理な面を検証したはず。
以後、安倍さんの発言の行き過ぎが自民党内で問題になり、本人もだんまり、周りは必死に火消となり今に至る。
これは当然、円安限界材料の一つ。

もう一つは米議会が来週から再開、再度崖についての質疑応答が始まる。
恐らくここでも、新たな問題が出てくるんだろうな。
先週は選挙に勝ったオバマサンの勢いのままに調整の場を開いただけで、崖に対する両党の進捗好調などいわれダウが上げたが、実際なにも手つかず。
まぁ民主共和ともに妥協案の提出があっただけ進展としてもスピーディには感じたが、実際解決の糸口もなし。
過去米財政問題が一度として進捗よく進んだことなどなく、しかも今回の崖に対する影響は、相当にでかい。
これがすんなり決まるはずがない。

そんな様子がもし少しでも見えれば、即座にリスク回避。
要するに円高強要因。

何も変わっていない世界経済、少しずつ動き始めている円安修正。
この為替と日経高は、簡単に予想することができた。
それは、これは実需の上げではないから。
為替も株も、すべてショートカバーによるもの。

これは楽しいことになりそうだぞw
先週から今週、かなりでかい儲けが出た。資金はすでに70%は手元にある。
何を買おうか、何を売ろうか。
米動向はダウは見ない方がいい。
Vix指数と、30年・10年国債。
日本市場も今の日経には何の意味もない。
だからこそPBR1.00が達成されるのかは興味深い。PERではもうすでに上げすぎ。
今の日本にここまでの力はない。
それもショートカバーの相場であったことの証明。
特に外人であることの証拠。

私が今思っているのはそんなところ。
ロング・ショート一辺倒の勝負は避けた方がいいカモ。
というより、どちらにとっても単発で勝負できる時期が遅かれ早かれやってくる。
空売りやりたくない人は、買いの機会を待つか
無難に設けていきたい人は繋いでいくのがベスト。
ドテンは騰落レシオ高どまると意外に日経が再度あげてくる場合がある。
私はファンダ志向だけれど、今の相場はファンダを超えている。
テクニカルのみに頼り、自分で相場を張らないやり方がベストかも。

「ここが底!」とか「ここが天井!」とかいう自戒のないお粗末な独りよがりが一番危険。
相場に勝とうと思う身の程知らずほど、市場にやられる。
逆張りは自分が本当に怖いと思った時だけ成功する。
遊びでへらへらしながら買い、売りをしている状態なんて、とても逆張りとは言えない。

朝鮮のアホがミサイル発射で米を騒がせている。
このことも、相場が動いた後の微々たる一つの材料程度に覚えてた方がいいカモ。
金融騒ぎが起きる前に、こういう未熟な国が何らかの騒ぎを起こすのはよくあること。
もう一つ、ギリシャの次回支援について、さらに延期の可能性も話題に出てきた。
あの国もいずれ崩壊する。早ければ来年逝くはずだ。
ユーロは落ちだしたらあっという間。

そんなことを頭に入れながらの来週の相場となりそう。