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名工建設(株)【1869】の掲示板 2015/09/23〜

今回の品川リニア駅の北工区発注の模様が日刊建設24日付けに出ました。
概略しますと営業中の東海道新幹線直下の大規模工事で、段取りの複雑さや建設コストの高騰など、さまざまなリスクを勘案した上で、分割発注が合理的と判断。初弾工事として、2分割して北工区の土留め壁構築と掘削工の施工者を清水建設・名工建設・三井住友建設JVに決めたという。
品川ターミナル駅の施工者については指名見積もり方式で選定。
既設駅舎の直下に開削工法で建設する品川ターミナル駅は、開業の27年までの工期を要する。敷地面積は約3・5ヘクタール。地上からホーム階までの深さは約40メートル。
計画では、新幹線駅を支える形で地下に構築するため、段階的に工事を進める。まず新駅両側に山留め壁を構築した後、東海道新幹線を通常運行させながら躯体部分の受け替え工事を行う。並行して重機で土砂を掘削・搬出しながら新駅の地下構造物を上から下に順次構築していく。構造物の完成後、掘り起こした部分の地盤を埋め戻す。
10年以上の工期を要し、完成までに想定されるさまざまな工事上のリスクをどう見込むかなど、JR東海と建設会社の間では契約に向けた協議に相当な時間をかけた。清水JVとの契約金額は非公表。工期は21年2月10日までの約5年半。