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国際のETF VIX短期先物指数【1552】の掲示板 2020/02/07〜2020/02/25

昨日の米株下落は良好な米雇用統計によるものかもしれません。2018年後半の暴落は良指標を受けたFRBの利上げが引き起こしたものですが、対照的に、2019年から2020年初頭は利下げと量的引き締め終了によって暴騰しました。更なる利下げまで織り込み、新型肺炎による悪影響も無視して最高値圏に戻していた市場は、良好な米雇用統計によって逆に、利下げまでは期待できない可能性を恐れ始めたのではないでしょうか。

市場が動いた際に出される大体の解釈は後付けで何とでも言えるものですが、昨今の暴騰は低金利と金余りが根幹にありますので、それが少しでも揺らげば逆回転を始める公算は大きそうです。

これまではどんな条件の組み合わせでも買いの理由になってきました。
それが一旦市場参加者の心理が悪化すると、下記のような動きに変わる可能性があります。

 弱い米指標(政策期待)& 新型肺炎→下落
 強い米指標(政策不安)& 新型肺炎→暴落

そこにイラン戦争やCLO破綻等リスクが顕在化すると掛け算でインパクトが大きくなるでしょう。


ロイターから引用
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この日発表された1月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月から22万5000人増と、伸びが加速した。1月は比較的暖かかったため、気候に左右されやすい部門で雇用が増えた。設備投資の低迷が悪化する中でも米経済が緩やかに伸び続ける可能性を示唆した。市場予想は16万人増だった。

サクソ・マーケッツのFXセールストレーダーは1月の米雇用統計を受け「米経済の拡大が確認された」と指摘。「米連邦準備理事会(FRB)は当面、政策金利を据え置くだろう」と述べた。