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ベルグアース(株)【1383】の掲示板 2020/06/30〜

株式会社微生物化学研究所との業務提携に関するお知らせ

当社は、株式会社微生物化学研究所(以下、「京都微研」といいます。)との間で、2020年に締結いたしました植物ワクチンに関する覚書に基づき、業務提携による更なる連携強化を図り、新たな取り組みを進めておりますことを下記の通りお知らせいたします。


1.業務提携の背景と理由
ウイルスは、自然界における人や動物の間で突発的に発生して、健康被害や社会的不安を増大させております。農業界においても植物ウイルス病による甚大な被害が出ており、その中でも、キュウリ栽培において国内のウイルス病による経済損失は、年間50億円以上と推定されております。
京都微研は、研究開発から製造販売までの一貫体制を敷いておりますワクチン専業メーカーであり、2008年に、同社が開発したキュウリのウイルス病を予防する植物ウイルス弱毒株(以下、「植物ワクチン」といいます。)を、当社においてキュウリの幼苗に接種する方法で、国内で初めて植物ワクチンを接種したキュウリ苗(ウイルスガード苗ZY)の販売を開始いたしました。また、2011年には同社と共同研究契約を締結し、さらに、2018年には同社が新たに開発した植物ワクチンを接種した苗(ウイルスガード苗CW)の専属販売契約を締結し、以来、植物ワクチン接種苗の安定生産と普及に努めてまいりました。

この度の業務提携は、植物ワクチン接種苗の国内外の生産者への安定提供がより一層可能となり、商品・サービスの拡充と市場の拡大を目的としています。さらに植物ワクチン接種苗は、化学農薬に依存しない効果的な防除対策を実現させ、周辺の環境、生物や人にも無害であることから、安定的な生産、品質の向上、価格の安定化及び安全で安心感のある生産物を評価され、キュウリ栽培において混発する複数種のウイルス病対策に大いに寄与しており、生産者、消費者はもとより、自然環境への貢献も期待されます。