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ドイツのインフレが再び加速、市場予想も上回る-国債利回り上昇 2024年5月29日 21:16 JST 更新日時 2024年5月29日 21:46 JST ドイツのインフレ率が2カ月連続で上昇した。来週の会合での利下げを準備している欧州中央銀行(ECB)にとって、目標の2%を達成するための課題の大きさを浮き彫りにした。 独連邦統計局が29日発表した5月の消費者物価指数(CPI、EU基準)上昇率の速報値は前年同月比2.8%だった。4月の2.4%から加速し、ブルームバーグが調査したエコノミスト予想中央値の2.7%を上回った。 このインフレ加速は、前年同月に公共交通の格安チケットが導入され、物価を押し下げたことによるベース効果が大きく寄与した。 インフレ統計の発表を受けて、ドイツ国債は下落。10年債利回りは一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.65%と、昨年11月以来の高水準を付けた。金利変更への感応度がより高い2年債利回りは3.09%と、6カ月ぶり高値に接近した。 シティグループのストラテジスト、ジェイミー・サール氏はインフレ統計発表前の個客向けリポートで、「このデータが6月(の利下げ)を頓挫させる公算は小さいが、ECBが追加利下げの時期について新たなガイダンスを来週打ち出すことはできないとの見方が強まっている」と指摘した。 短期金融市場ではECBによる来週の0.25ポイント利下げがほぼ確実視されているが、7月に連続利下げがある確率はわずか10%強としか見込まれず、月初の30%から大きく低下した。市場が織り込む年内の利下げ回数は合計2回で、3回目がある確率は3割強とされる。 ドイツは年初の賃金上昇がとりわけ大きく、1-3月(第1四半期)の妥結賃金の上昇率は前年同期比6.2%と、ユーロ圏全体の4.7%を上回った。 独連邦銀行は先週のリポートで、5月のインフレ加速を予想。「向こう数カ月はやや高い水準で推移する」との見方を示していた。 連邦統計局は速報値ではコアインフレ率を公表しないが、各州のデータから3.2%に上昇したことが示唆されると、ブルームバーグ・エコノミクス(BE)は指摘した。それでもBEは、向こう数カ月にディスインフレが再開するとみている。
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次の決定会合のヒントになるかもやなぁ~。 ↓ [東京 28日 ロイター] - 日銀が28日に発表した4月の基調的なインフレ率を捕捉するための指標は、前年同月比の伸び率が3指標そろって2%を下回った。2022年8月以来。既往の輸入価格上昇の価格転嫁の影響が剥落し続ける中で、日銀算出の基調的なインフレ指標は一段と伸びが鈍化した。 上昇率分布で上下10%を機械的に除いた「刈込平均値」(2020年基準)はプラス1.8%で、22年8月以来の2%割れ。上昇率の高い品目順に並べ、品目のウエートを加味した際の分布で中央の値である「加重中央値」はプラス1.1%で、伸び率は23年3月以来の低さ。最も頻度の多い上昇率である「最頻値」はプラス1.6%で、23年1月以来の低い伸びとなった。 上昇品目の比率は80.8%で、前月の79.5%を上回った。下落品目の比率は14.0%で前月の15.1%を下回った。 一連の指標は日銀が総務省発表の全国消費者物価指数をもとに算出し、毎月発表している。24日公表の4月の生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は前年同月比2.2%上昇に鈍化した もっと見る 。
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NY外為市場=ドル上昇、利回り上昇や消費者信頼感の改善で 2024年5月29日午前 6:13 GMT+920分前更新 [ニューヨーク 28日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが序盤の下げから切り返し上昇に転じた。米債入札が軟調な結果となり米債利回りが4週間ぶりの高水準を付けたことを受けた。 米財務省が実施した2年債と5年債の入札は需要が低調となった。フォレックスライブのチーフ通貨アナリスト、アダム・バトン氏は、軟調な入札結果を受けた米債利回りの上昇にドルが追随したとの見方を示した。 また、コンファレンス・ボード(CB)が発表した5月の米消費者信頼感指数は102.0と、予想に反し4カ月ぶりに上昇。バトン氏は、消費者信頼感指数の改善は「より堅調な成長」を示唆していると述べた。 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、米連邦準備理事会(FRB)は利下げする前にインフレが著しく改善するのを待つべきとの考えを示し、インフレ率がさらに低下しなければ、FRBは利上げに踏み切る可能性もあると述べた。 市場では、31日発表の個人消費支出(PCE)価格指数に注目が集まる。 ドル指数は0.03%高の104.59。ユーロは0.01%高の1.0859ドル。ポンドは0.05%安の1.276ドルとなった。 29日発表のドイツ消費者物価指数(CPI)、31日発表のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は、欧州中央銀行(ECB)による利下げ時期を見極める手掛かりとして注視される。 ドル/円は0.18%高の157.15円。日銀が発表した4月の基調的なインフレ率を捕捉するための指標は、前年同月比の伸び率が3指標そろって2%を下回った。 暗号資産(仮想通貨)では、ビットコインが2.48%安の6万7860.42ドル。
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おはようございます。 本日は🇺🇸メモリアルデーで全ての市場が休場。明日の指数の変化は乏しくなりそうですね。 掲示板は平和がいいですね☺️ ◆ MSCI ACWI ETF:$111.70(昨日$110.98)↑0.65% 三菱UFJ銀行仲値:¥?(昨日¥157.16)?% 25269×111.70/110.98×1/157.16≒? 🧐?は10時以降に判明します ドル円がわかりませんが、FTFはほぼ全戻しなので、0.4%↑100円↑くらいかな🤔 ◆世界の株式【組入上位国+🇨🇳】 🇬🇧↓0.26% 🇫🇷↓0.09% 🇨🇦↑0.54% 🇨🇭↓0.23% 🇩🇪↑0.01% 🇮🇳↓0.05% 🇹🇼↓0.19% 🇦🇺↓1.04% 🇨🇳↓0.88% 次に本日のモーサテより(部分的に個人的な追記あり) ◆今朝のNY市場 ・ダウ(反発)🔺0.01% ・NASDAQ(反発)🔺1.10%終値最高値更新 ・S&P500(反発)🔺0.70% セクター別騰落率 (+)通信1.29%、情報技術1.13%、公益0.99% (ー)ヘルスケア0.31% 🧐木曜の反動もあるが、この日発表された4月耐久財受注が先月よりも悪化したものの市場予想を上回り、設備投資が順調との思惑から3指数とも反発。ダウは一時マイ転する場面もあったが、その他は終始堅調な一日中だった。 ※先週はハイテク株とそれ以外で明暗が分かれた。ハイテク株を中心とするナスダックは上昇、M7は1週間で平均2.9%↑。一方ダウは1週間で2.3%↓に、景気の加熱を示す指標が相次いで発表され利下げ期待が後退したことが重荷。FRB利下げ予想をGSが7月→9月に変更。金利上昇に対する市場の警戒は続いている。 ◆金曜の経済指標結果など ・🇺🇸4月耐久財受注:結果0.7%予想-0.8% (前月2.8%)改定値0.8% 予想に反し増加も、前月は大きく下方修正 ・🇺🇸FRBウォラー理事公演:自然利子率自体が高まっているのではないかへの言及はあったものの金融政策についてのコメントはなかった:インフレ目標2%自体が低めと捉えられる内容。 ・🇬🇧4月小売売上高:結果-2.3%予想-0.4%(前月0.0%)改定値-0.2% ・🇺🇸ミシガン大学消費者信頼感指数69.1に上方修正もこれまでからは急低下、期待インフレ率も3.3%に鈍化 担当者「消費者は特に労働市場に懸念を示していて、失業率の上昇と所得の伸びの鈍化を予想」 ◆今週の予定 27(月)🇯🇵植田総裁挨拶:国債コンファランスで 28(火)🇺🇸3月ケースシラー住宅価格指数 29(水)🇺🇸地区連銀経済報告(ベージュブック)→日本のさくらレポートにあたる 30(木)🇺🇸1−3月期GDP(改定値) 31(金)🇯🇵5月為替介入実績🇯🇵鉱工業生産🇺🇸4月個人消費支出物価指数 ユーロ圏:5月消費者物価指数 ◆今日の為替(三菱UFJ信託銀行:齋藤氏) ①予想レンジ 156.60円〜157.70円 NY市場が休場のため値幅は限定的 ②注目ポイント【インフレ高止まり懸念継続】 主なインフレの警戒感はサービス業からではなく製造業→販売価格への転嫁→インフレ気味。以上よりFRBの現在の金利政策は維持で当面ドル高基調。夏前に向けて160円を目指す動きを想定 ◆今日の日本株(ニッセイ基礎研究所:井出氏) ①予想レンジ 38600円〜39200円 買い戻しも上値は重い ②注目ポイント【業績上振れ 期待できるか?】 決算で会社の今期予想が保守的→そのため日経平均も伸び悩む 期初が保守的なのは例年通りで、期末は市場予想にほぼ近づき5〜6%の増益予想。 その条件として、世界景気減速・日銀の拙速な利上げによる円高がなければ年末には4万円定着が見込めるのではないか→外部環境が悪化しないことが重要 ※今週は材料不足で不安定な相場展開が予想されるが、半導体関連以外のハイテク株への資金移動が予想され底堅い展開が予想される。 ◆モーサテサーベイ(出演者37名) ①今週末の日経平均予想中央値 38800円 ②今週末のドル円予想中央値 156.50円 ③ダウが5万ドルに到達するのは2026年が最頻値 ◆本当の長期目線(山和証券調査室:志田氏) 短期的な値動きが気になる・デイトレード的なアプローチをしてしまう →買った株がすぐに上がらないことが不満に思うことは誰にでもあるが、3ヶ月我慢できれば見方が変わる。短期的な動きに一喜一憂しない。 とのことでした。 台風の影響が心配ですが良い一週間の始まりとなりますように🙏
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【ドル円週間見通し】米金融引き締め長期化の可能性も日本の為替介入への警戒は根強い 投資情報会社・フィスコが5月27日~5月31日のドル円相場の見通しを解説する。 * * * 今週のドル円は上げ渋りか。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策の長期化が見込まれ、投資家のドル選好は続く見通し。ただ、日本の為替介入への警戒は根強く、ドルの上昇は小幅にとどまりそうだ。5月22日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、インフレ率は低下しているものの、目標値に抑え込むには時間を要するとの見方で一致。状況によっては利上げの可能性も示された。9月から年内2回という市場の利下げシナリオはさらに後退する可能性も出てきた。目先の経済指標が堅調なら米金利高・ドル高の要因に。31日発表の4月コアPCE価格指数が市場予想と一致した場合、ドル買いを強めるだろう。 一方、1-3月期の日本の経済成長率はマイナスに転じたほか、インフレ率は伸びが鈍化。また、4月末から5月にかけての円急伸は日本の為替介入とみられるが、イエレン米財務長官のけん制姿勢が円売りを支える。ただ、ドル円が157円台に浮上すれば為替介入に対する警戒感が高まり、ドル売り・円買いが強まる可能性がある。 【日・5月東京都区部消費者物価指数(CPI)】(5月31日) 5月31日発表の5月東京都区部CPIコア指数は前回実績の前年比+1.6%を下回ると、日銀金融正常化論議を期待した円買いは後退するとの見方が出ている。 【米・4月コアPCE価格指数】(5月31日) 5月31日発表の米4月コアPCE価格指数は前年比+2.8%と、前回から変わらずの見通し。市場予想を上回った場合、引き締め的な金融政策の継続を見込んだドル買いが続く可能性がある。 ・5月27日-31日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。 ○(米)5月CB消費者信頼感指数 28日(火)午後11時発表予定 ・予想は96.5 つづく
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みなさん、お早うございます!^^ 24日に日本の4月の消費者物価指数発表があって総合で2.5% コア( 生鮮品とエネルギーのぞく )で2.2%。 目標は2%なので、まだ高いですね。 アメリカは、日本よりそれぞれ、まだ1%は高いですね。 蛇足ですが、 そもそも、2%という数字はどこから出てきてるかというと 国のマクロ経済での・・失業率とインフレ率のとの関係ですよね。 別に理論でなくても、失業率が高ければ、インフレ率は低いし、 失業率が低ければ、インフレ率が高くなるという相反する関係で・・ 大二次大戦後、英国圏のフィリップという学者が理論化したので フィリップ曲線というわけです。現在でもほぼ正しいとされてます。 失業率は、たとえば日本とアメリカでは、もともと違うから その目標も違うわけで・・アメリカの方が日本より労働流動性があるので ほぼ常に日本より失業率が高い傾向にあったこれまでは・・ 最近は似た傾向ですけど、 米は3%くらいでも、利下げするかもしれません・・ 日本は、この位置から徐々に利上げがあるかもですけど、 そうすると、またデフレ方向のおそれはありますね。 ・・・
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もう一つ。 過去の統計では、アメリカ消費者物価指数1.5%以下の時金に投資すると2年後20%のリターンがある。インフレ率が3%を超える期間は金のリターンが格段にアップ。 金とは「発行者がいない資産」、「誰の債務でもない資産」、「信用リスクとは無縁の価値を持つ資産」。
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背景にあるのが前提となる日米の金融政策に対する見方だ。5月以降、米経済に関しては米雇用統計や米消費者物価指数(CPI)といった主要指標が弱含み、少ない可能性ながら意識されていた利上げ観測が大きく後退した。国内では日銀が13日の国債買い入れオペ(公開市場操作)で残存期間「5年超10年以下」の買い入れ額を減らしたことで、早期の利上げが強く意識されるようになっている。 金融政策への思惑からは金利差が縮小する流れだが、実際には、円安と賃上げの浸透により、日本でインフレが持続するとの予想が強まったという。その結果、SMBC日興の野地氏は「海外投資家を中心に、名目金利差よりも(予想インフレ率を差し引いた)実質金利差への注目度が高まっている」と分析する。 実質金利は名目金利に比べ、長期的な国の成長力や将来の物価動向を反映するとされる。LSEGによると4〜5月に日米の実質金利差は2.7〜2.8%前後が続いており、名目金利ほどは縮小していない。 市場関係者のインフレ予想が如実に表れたのが20日に財務省が実施した10年物の物価連動国債入札だ。応札額を落札額で割った応札倍率は4.27倍と、2013年に発行を再開して以来最も高かった。名目金利が上昇しても予想インフレ率が上昇すれば、実質金利は抑えられる。
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NY外為市場=ドル上昇、FOMC議事要旨を材料視 2024年5月23日午前 6:05 GMT+91時間前更新 [ニューヨーク 22日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が公表した4月30日─5月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策当局者らが直近のインフレ率に失望感を示していたことを受けた。 議事要旨は「FOMC参加者は、インフレ率が中期的に2%に回帰すると引き続き予想している」としながらも、「ディスインフレには以前考えられていたよりも時間がかかりそうだ」とした。 ユーロは0.3%安の1.08205ドルとなった。 一方、ポンドは0.1%高の1.2717ドル。英国のスナク首相は7月4日に総選挙を実施すると発表した。 広告 - スクロール後に記事が続きます 4月の英消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比2.3%と、3月の3.2%から鈍化したが、予想は上回った。コア指数もそれほど下がらず、イングランド銀行(英中央銀行)の来月の利下げ観測が大きく後退した。 一方、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は政策金利のオフィシャル・キャッシュ・レート(OCR)を5.5%に7会合連続で据え置いたが、インフレ圧力がなお続いているとして、金利のピーク予想を引き上げ、利下げ開始時期を2025年第3・四半期に延期した。 ニュージーランドドルは0.6086米ドルと横ばい。一時、3月14日以来の高値となる0.6152米ドルまで急騰した。 ドル/円は0.3%高の156.62円となった。 暗号資産(仮想通貨)では、イーサが0.3%安の3735ドル。ビットコインはほぼ横ばいの6万9605ドルとなった。
74.8%は既定路線?なの?か…
2024/05/31 09:45
74.8%は既定路線?なの?かしら? 6月3日、トルコの5月消費者物価指数(CPI)が発表される。市場予想は前年比74.80%となっており、2022年11月以来の水準に伸びが加速すると見られている。カラハン・トルコ中銀総裁は引き締めスタンスを堅持した上で、インフレ率(CPI前年比上昇率)は5月に75.00%前後でピークを打ち、6月以降はディスインフレ(鈍化)に向かうとの見通しを示している。