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当社が投資の勧誘を目的としているものではありません。
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703(最新)
円キャリートレード再開も焦点に
もう1つが、低金利の円を調達して高金利のドルで運用して金利差収益を得ようとする「円キャリートレード」が再開するかどうかだ。
みずほ銀行個人商品業務部の鈴木健吾マーケットライン長は「3〜4%近い日米金利差が当面変わらないとの見方が強まれば、円キャリー復活はあり得る。その点を見極める段階に来ている」と指摘する。
24年初めの1ドル=140円台から161円台への円下落の背景となった円キャリートレードブーム。足元では円相場の変動率が高いうえ、円買い為替介入や日銀の追加利上げの可能性、地政学リスクの高まりもあり、円キャリートレードが活発化するためのハードルは高い。その再燃の有無は、今後の円相場の動向を左右しそうだ。 -
702
2日には石破茂首相が「個人的には現在、追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」と発言。金融政策の正常化に否定的な見解は示してこなかっただけに、今後の日銀追加利上げのハードルが高まったとの受け止めが市場で広がっていた。今回の米雇用統計の結果は、円安・ドル高観測を高める格好となった。
今後の焦点は大きく2点ある。1つが米利下げ見通しの行方だ。
今週は複数のFRB高官発言が予定され、10日には9月の米CPIが発表される。これまではFRB、市場ともに米雇用市場の動向に注目してきた。9月分の米雇用関連指標は軒並み底堅さを示した。米インフレが着実に鈍化するかどうかが再び焦点となりつつある。
あおぞら銀行の諸我晃チーフ・マーケット・ストラテジストは、米インフレは鈍化するという前提の下、年内2回(11、12月にそれぞれ0.25%)の利下げを見込む。ただ、CPIが市場予想を大幅に上振れしてインフレ再燃論が生じた場合「年内利下げが1回(0.25%)にとどまる可能性も出てくる」とみる。 -
701
大幅利下げ論後退、ドル売りにくく
だが、今回の9月の米雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比25.4万人増と市場予想(14万〜15万人)を大幅に上回った。米労働市場の強さが確認され、年内大幅利下げ論は後退した。
4日のニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇し、対円では一時、約1カ月半ぶりとなる1ドル=149円台までドル高・円安が進んだ。
金利先物の値動きから市場が織り込む政策金利予想を算出する「フェドウオッチ」によれば、次回11月のFOMCでの0.5%利下げ予想は消滅した。通常の0.25%予想が97%、「利下げなし」予想も3%ある。
識者からは大幅利下げへの否定的な声が相次いでいる。「9月の0.5%利下げは誤りだった」。サマーズ元財務長官は4日の米雇用統計発表後、X(旧ツイッター)でこう記した。
米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントのトーステン・スロクチーフエコノミストは5日、同社のウェブサイトで「利下げは必要ない」との見方を示した。
4日の米雇用統計発表前から、外為市場では短期的な円安・ドル高を見込む向きが出ていた。米商品先物取引委員会(CFTC)によると、1日時点でヘッジファンドなど非商業部門(投機筋)の円買い越し幅は5万6772枚(7096億円)だった。2016年10月以来の買い越し幅まで膨らんでいた前週から14%減った。 -
700
円相場150円視野 投機円買い縮小、米で大幅利下げ不要論
円相場の1ドル=150円台への下落が視野に入ってきた。4日発表の9月の米雇用統計が米経済の堅調さを示し、くすぶってきた大幅な米利下げ論が急速に後退した。外国為替市場では、円売り・ドル買いの動きが強まるとの見方が浮上している。
米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測が高まったきっかけは、7月中旬発表の6月の米消費者物価指数(CPI)と8月上旬発表の7月の米雇用統計だった。ともに市場予想を大きく下回り、米景気への警戒感が急速に増した。
7月中旬に1ドル=161円台を付けていた円相場は円高・ドル安に転換した。9月18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBは通常の倍となる0.5%の利下げに踏み切り、雇用の失速を未然に防ぐ姿勢を鮮明にした。 -
699
僕は、160円に向かうと思うね。
>>>外為8時30分 円相場、大幅安 一時149円台前半 米雇用統計受け
7日早朝の東京外国為替市場で、円相場が大きく下落している。8時30分時点は1ドル=148円96〜98銭と前週末17時時点と比べて2円66銭の円安・ドル高だった。米雇用情勢が底堅いとして米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測が後退。日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが膨らみ、7時すぎに円相場は一時149円10銭近辺と8月16日以来およそ1カ月半ぶりの安値をつけた。
4日発表された9月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比25万4000人増と14万〜15万人程度とされた市場予想を大きく上回った。失業率は4.1%と8月(4.2%)から低下し、平均時給の伸び率も市場予想を超えた。市場では「想定よりも米雇用情勢が底堅い」(国内銀行の為替担当者)と受け止められ、円売り・ドル買いにつながった。
FRBの大幅利下げ観測も大きく後退している。米金利先物の値動きから市場が織り込む政策金利予想を推計する「フェドウオッチ」によると、FRBが11月に通常の倍にあたる0.50%の利下げを決めるとみる確率はゼロになっている。一部では利下げ見送りを見込む市場参加者もおり、米金利の先高観が円やユーロなど主要通貨に対するドル買いを誘った。
円は対ユーロでも大幅に下落し、8時30分時点は1ユーロ=163円39〜42銭と、同2円06銭の円安・ユーロ高だった。7日に日経平均株価が大きく上昇すると見込まれているのも「低リスク通貨」とされる円の売りを促し、7時すぎには163円57銭近辺と1カ月半ぶりの円安・ユーロ高水準をつける場面があった。
ユーロは対ドルで下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.0969ドル近辺と同0.0058ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕 -
698
金利先物の値動きから市場が織り込む政策金利予想を算出する「フェドウオッチ」によると、2025年10月末の政策金利予想は「3.25〜3.5%」が最も有力だ。現状から計1.5%の利下げ実施を意味する。前週末9月27日時点で最も有力だったのは「2.75〜3%」予想だった。わずか1週間で予想累計利下げ幅が0.5%縮んだ。
急速なドル高・円安の進行は、投機筋の持ち高調整による面もある。米商品先物取引委員会(CFTC)によると、投機筋(非商業部門)の円の先物とオプションの買越額は9月24日時点で8年ぶりの高水準だった。FRBの利下げと日銀の利上げで日米の金利差縮小によるドル安・円高の進展を見込んだトレードが人気だった。
雇用統計をきっかけにした米利下げペースの見通し変化が、トレードの手じまいを迫った。「利上げ論者だった石破茂首相が変節して日銀による早期利上げに否定的な見方を示した」(米オアンダのケルビン・ウォン氏)ことも、円売りを再開させる要因となった。 -
697
利下げペース鈍化観測、ドル高促す 1カ月半ぶり149円台
4日のニューヨーク外国為替市場でドルが主要通貨に対して上昇し、対円では約1カ月半ぶりとなる1ドル=149円台までドル高・円安が進む場面があった。9月の米雇用統計で就業者数の伸びが市場予想を大幅に上回り、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍るとの見方がドル高を促す。
対ユーロでも一時1ユーロ=1.0951ドルと、8月半ば以来のドル高・ユーロ安水準を付けた。主要通貨に対するドルの強さを示す「ドル指数」は前週末対比で2.2ポイント高い水準まで上昇、週間の上昇幅としては約2年ぶりの大きさを記録した。
4日発表の雇用統計で非農業部門の就業者数は前月から25万4000人増えた。市場予想(14万〜15万人増)対比で上振れした。米ネット証券インタラクティブ・ブローカーズのシニアエコノミスト、ホセ・トーレス氏は「企業部門の採用意欲がなお強いことを示した」と指摘した。
これまで急ピッチの利下げが続くとみていた金融市場は、底堅い米経済を示唆する雇用統計の結果を受けて、見通し修正に動いている。 -
696
いいや。単に、円安の動きが続いている。
>>>NY円相場、続落 1ドル=146円90銭〜147円00銭 日米金利差の拡大観測で
3日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比50銭円安・ドル高の1ドル=146円90銭〜147円00銭で取引を終えた。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大観測を背景に円売り・ドル買いが優勢だった。
米サプライマネジメント協会(ISM)が3日午前に発表した9月の非製造業(サービス業)景況感指数は2023年2月以来の高水準となり、市場予想を上回った。米国のサービス業の景況感の改善を受け、米債券市場では長期金利が一時3.85%と1カ月ぶりの高水準を付けた。
日本の石破茂首相が2日に利上げに慎重と受け止められる発言をしたことも引き続き円相場の重荷となった。市場では、「日銀の追加の利上げ時期が想定よりも後にずれるとの観測が根強い」(邦銀の為替ディーラー)との声が聞かれた。
東京市場では147円25銭近辺とおよそ1カ月半ぶりの安値を付けていた。ニューヨーク市場では、利益確定目的や持ち高調整の円買い・ドル売りが入り、円相場は下げ渋る場面があった。
円の安値は147円18銭、高値は146円48銭だった。
円は対ユーロでも続落し、前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=162円00〜10銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで5日続落し、前日比0.0015ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1025〜35ドルで取引を終えた。一時1.1008ドルと3週間ぶりのユーロ安・ドル高水準を付けた。米ISMサービス業景況感指数の改善を受け、ユーロ売り・ドル買いが出た。
ユーロの高値は1.1047ドルだった。 -
695
とはいえ、今月27日投開票の衆院選までは日銀要因で円相場が大きく動く展開は考えづらくなった。目先の焦点は米経済、特に米労働市場の行方だ。
日本時間2日夜発表の9月のADP全米雇用リポートは非農業部門の雇用者数が前月から14万3000人増えた。市場予想(12万8000人増)を上回ったことで米労働市場は底堅さを保っているとの受け止めが広がった。
米連邦準備理事会(FRB)が9月に続き、11月も2回連続で通常の倍となる0.5%の利下げに踏み切るとのシナリオにも暗雲が垂れ込める。もし米利下げが0.25%にとどまれば日米金利差の縮小は和らぎ、円の上昇圧力もしぼむことになる。
今晩3日夜には週間の新規失業保険申請件数、明日4日には9月の米雇用統計の発表が予定される。ADPに続き雇用の堅調さが確認されれば、大幅利下げシナリオは遠のく。米指標次第では「1ドル=150円近辺まで円安・ドル高が進む可能性がある」(ステート・ストリート銀行東京支店の貝田和重・金融市場部長)との見方がある。 -
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ふくおかフィナンシャルグループの佐々木融チーフ・ストラテジストは「過去にここまで円買い持ち高が積み上がったときは日米金利差が小さかった。今は金利差が開いたままで、円高のサポート材料がないなら持ち高を縮小するしかない」と指摘する。
石破発言のブレにいったんは円売りで反応した市場。ただ、本心ではないといった懐疑的な見方もある。
三菱UFJ銀行の井野鉄兵チーフアナリストは「解散総選挙や補正予算の編成を控える中で追加利上げに向かえば、株価の暴落など波乱要因も生じかねない。当面、日銀には波風を立てて欲しくないというのが石破政権の考えだろう」と指摘する。みずほ証券の山本雅文チーフ為替ストラテジストも「前倒しで衆院選に臨む中で議席を確保すべく、(円高を嫌う)株式市場に配慮した発言になっている」と分析する。
株式市場でも同様の受け止めが広がる。ゴールドマン・サックス証券の石橋隆行ヴァイス・プレジデントは「解散総選挙前の火消し的な意図であったとしてもマーケットに配慮しているという姿勢が安心感をもたらしている」と分析する。東京エレクトロンは一時前日比4%高、アドバンテストは5%高となるなど、出遅れていた半導体関連株の上昇も目立った。
株式市場へのリップサービスの要素が強いのであれば、日銀の手足を縛るものではない。「円相場の水準感から見れば、12月の日銀追加利上げを見込んでいる市場参加者は一定程度いる」。三井住友銀行市場営業部為替トレーディンググループで為替ディーラーを務める納谷巧グループ長はこうみる。年内の追加利上げ観測が完全に消えれば、150円程度まで下落していてもおかしくないといった声も聞かれる。 -
693
3日の東京市場でもその流れを引き継ぎ、一時1ドル=147円台前半と8月中旬以来およそ1カ月半ぶりの円安・ドル高水準を付けた。総裁選の対抗馬で、安倍政権の経済政策「アベノミクス」復活を掲げる高市早苗経済安全保障相(当時)の勝利を織り込みにいって円売りが加速していた9月27日の安値(146円40銭台)をも下回った。
3日の東京株式市場は為替の円安進行が追い風となった。日経平均株価は大幅反発し、一時前日比1047円(3%高)の3万8856円まで上昇した。主力の輸出関連銘柄など幅広い銘柄に買いが波及し、東証プライム市場に上場する銘柄の9割が上昇するほぼ全面高の展開となった。
もともと市場は石破氏に対し「金融緩和路線を掲げるアベノミクスに懐疑的な立場だ」(りそなホールディングスの井口慶一シニアストラテジスト)との見方が多かった。実際、自著でも「異次元金融緩和によってもともと抱えている病気が治るわけではない」と述べ、日銀の利上げによる金融正常化路線の支持者とみられていた。
それだけに、今回の発言はまさに手のひら返し。日銀の金融正常化を見込む市場参加者は「はしごを外された形で、(円に)失望売りが出ている」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト)。
石破氏の側近とされる赤沢亮正経済財政・再生相は2日の記者会見で「総理が金利引き上げに前向きだというのは全体の絵として正しくない」「最優先の課題としてデフレ脱却を確実なものにする」などと強調した。他の閣僚からも「脱デフレ」への意思表明が相次ぐ。結果的に高市路線と変わりがないのでは、との動揺が円売りを強めた。
足元では投機筋の円買い持ち高が積み上がっていたことも円売りに勢いを付けた。米商品先物取引委員会(CFTC)によると、ヘッジファンドなど非商業部門(投機筋)の円買い越し幅は9月24日時点で6.6万枚と2016年10月以来の高水準だった。 -
692
ブレる石破首相発言に慌てた円買い勢 147円台に下落
石破茂首相が2日に日銀による追加利上げに否定的な見解を示したことで、3日の東京外国為替市場で円は対ドルで一時1ドル=147円台まで下落した。前日比で3円も円安に進んだ。金融正常化に積極的な「タカ派」とみられていた首相の「ハト派」転換に投機勢はろうばいして円売りで反応。総選挙までは円売り・ドル買い基調が続くとの見方が広がる。
「え、本当かよ。一言一句コメントを確認してくれ」。ある邦銀のディーリングルームでは2日夜、こんな指示が飛んだ。石破首相が同日夜、日銀の植田和男総裁と首相官邸で面会した後、記者団に「個人的には現在、追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」と話したためだ。
この石破首相発言に円買いの持ち高を保有していたヘッジファンドなどの投機筋がうろたえた。直後の証券会社のトレーダールームは円売り一色。外為市場では円はドルだけでなく、ユーロやポンドなど幅広い通貨に対して売られる展開となった。 -
691
円146円台に急落 石破首相、利上げ慎重発言で
2日のニューヨーク為替市場で円が対ドルで1ドル=146円台半ばと前日比で約3円下落した。金融政策の正常化に前向きだとみられていた石破茂首相の利上げに慎重な発言が伝わり、円買いポジションを巻き戻す動きが優勢になった。
石破氏は2日、首相就任後初めて日銀の植田和男総裁と面会し、「追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」との認識を示した。
自民党総裁選で決選投票となった高市早苗前経済安全保障相と比べ、石破氏は追加利上げに前向きだとみられていた。「石破氏の発言で年内追加利上げへの警戒感が剝落した」(三菱UFJ信託銀行ニューヨーク支店の小野寺孝文氏)との見方から一時、1ドル=146円50銭と約1カ月ぶりの水準まで円安が進んだ。
米商品先物取引委員会(CFTC)によると、ヘッジファンドなどの投機筋(非商業部門)の円の先物とオプションの買越額は直近で8年ぶりの水準に積み上がっていた。更なる円高は期待しづらいとみた短期の投資家が「一旦、ポジションをスクエア(中立)方向に戻した」(小野寺氏)ことも急ピッチの円安につながった。
米民間雇用サービス会社ADPが2日発表した9月の全米雇用リポートで、想定より強い雇用の伸びが確認されたことも円売り材料になった。政策金利見通しを反映しやすい米2年物国債利回りが上昇したことで、日米金利差の拡大を見込んだ動きが出た。
中東情勢が緊迫していることも、「ドルが買われやすい状況になっている」(為替トレーダー)。中東情勢が一段と緊迫すれば、為替の円安・ドル高基調が強まる可能性がある。 -
690
NY円相場、大幅反発 1ドル=142円15〜25銭 自民総裁選に石破氏勝利と米インフレ鈍化で
27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日ぶりに反発し、前日比2円65銭の円高・ドル安の1ドル=142円15〜25銭で取引を終えた。27日投開票の自民党総裁選で石破茂元幹事長が新総裁に選ばれた。日銀の利上げに批判的だった高市早苗経済安全保障相の勝利を見込んで積み上がっていた円売り・ドル買いのポジションが解消され、円買い・ドル売りが広がった。米国の物価指標がインフレ鈍化の継続を示したのも円を押し上げた。
27日の東京市場では高市氏が新総裁に選ばれるとの見方から円は一時146円台半ばに下落した。その後、石破氏の勝利が伝わると巻き戻しの円買い・ドル売りが活発になった。ニューヨーク市場でもこの地合いを引き継ぎ、円は強含んだ。
バノック・バーン・グローバル・フォレックスのマーク・チャンドラー氏は27日の大幅な円高・ドル安について「短期筋が事前に売っていた円の買い戻しを迫られた結果だ」と指摘した。石破氏については「防衛政策が目立っており、これまでの政権と財政・経済政策がどう変化するのかについて市場が織り込もうとするのは時期尚早だ」との見方を示した。
27日発表の8月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で2.2%上昇し、伸び率はダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想(2.3%)を下回った。インフレ鈍化の流れが続いていることを示し、米連邦準備理事会(FRB)が次回11月の会合で再び大幅利下げに動くとの見方がやや強まったのも円買い・ドル売りを誘った。
ニューヨーク市場の円の高値は142円07銭、安値は143円22銭だった。
円は対ユーロで4日ぶりに反発し、前日比3円15銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=158円70〜80銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0010ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1160〜70ドルで取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測がユーロの重荷となった。
ユーロの安値は1.1147ドル、高値は1.1203ドルだった。 -
689
円が急騰、一時143円台 自民党新総裁に石破氏
27日の東京外国為替市場で円が対ドルで急騰し、一時1ドル=143円台前半を付けた。同日実施した自民党総裁選で石破茂氏が新総裁に選出された。市場では日銀の利上げ停止を求めていた高市早苗氏が勝利するとの思惑から事前に円売り・ドル買いの動きが膨らんでいたため、石破氏の勝利で巻き戻しの円買いが生じた。
円は石破氏の選出が決まる直前には1ドル=146円台前半で推移しており、3円超の円高・ドル安が進んだことになる。石破氏は円安に伴う物価上昇を問題視する姿勢を示していたこともあり、日銀の金融正常化路線が維持されるとの見方が円買いを促した面もある。 -
688
もはや、流れは、円安。高市で、円安が加速だね。
>>>外為14時 円相場、一時146円40銭に下落 高市氏が得票トップに
27日午後の東京外国為替市場で円相場は一段安となった。一時、1ドル=146円40銭近辺まで売られ、今月3日以来の安値をつけた。前日17時時点は145円01〜03銭で、きょう14時時点は145円80〜81銭だった。27日投開票の自民党総裁選は1回目の投票で高市早苗経済安全保障相が得票トップとなり、石破茂元幹事長と決選投票に臨むことになった。日銀の利上げをけん制する高市氏が優勢となり、円売り・ドル買いが膨らんだ。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕 -
687
もはや、流れは、円安。
>>>NY円相場、反落 1ドル=144円70〜80銭 米長期金利の上昇受け
25日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反落し、前日比1円50銭円安・ドル高の1ドル=144円70〜80銭で取引を終えた。一時は144円84銭と、3週間ぶりの円安・ドル高水準を付けた。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大観測から円売り・ドル買いが優勢になった。月末と四半期末に伴う実需の円売り・ドル買いも出た。
米債券市場で10年物国債利回りは前日比0.05%高い(債券価格は安い)3.78%で取引を終えた。米経済の底堅さを意識した債券売りが出やすかった。25日発表の8月の新築住宅販売件数は前月比4.7%減ったものの、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(5.3%減)ほど落ち込まなかったことも、円売り・ドル買いにつながった。
月末と四半期末を控え「週内はドル買いが入りやすい流れを見込む」(ジェフリーズのブラッド・ベクテル氏)との声も聞かれた。26日には米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長を含む複数の高官による発言機会が相次ぐ。27日にはFRBが重視する米個人消費支出(PCE)物価指数の8月分が発表される。一連のイベントを前に持ち高調整の円売り・ドル買いが出やすい面もあった。
円の高値は143円88銭だった。
円は対ユーロで続落し、前日比1円20銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=161円10〜20銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0050ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1125〜35ドルで取引を終えた。ユーロ買いが先行し、一時は1.1214ドルと約1年2カ月ぶりのユーロ高・ドル安水準を付けた。その後は月末と四半期末を控えるなか、持ち高調整のユーロ売り・ドル買いが出やすくなった。米長期金利の上昇もユーロ相場の重荷となった。
ユーロの安値は1.1122ドルだった。 -
686
もはや、流れは、円安。
>>>外為12時 円相場、大幅下落 一時144円接近 利益確定や実需の売りで
19日午前の東京外国為替市場で、円相場は大幅に下落した。12時時点は1ドル=143円17〜19銭と前日17時時点と比べて1円30銭の円安・ドル高だった。米連邦準備理事会(FRB)が18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の大幅利下げを決定したが、市場で既に織り込みが進み円高・ドル安基調が続いていたとあって、利益確定を目的とした円売り・ドル買いが出やすかった。実需の円売り・ドル買い観測も相場の重荷となった。
FRBが0.50%の大幅利下げを決定した直後は米長期金利の低下を受けて円高・ドル安が加速したものの、次第に利益確定の円売りが膨らんだ。パウエル議長が記者会見で、0.50%の利下げは「新しいペースだとみるべきではない」などと発言したことなどから「市場の想定より(金融引き締めに積極的な)タカ派だった」(国内証券のストラテジスト)との受け止めも広がり、円売り・ドル買いにつながった。
10時半すぎには143円95銭近辺まで急落。約2週ぶりの安値をつけた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが相場を押し下げたとみられる。19日午前の取引で米長期金利が高止まりしているのもドル買いの材料となった。
円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=158円95〜97銭と、同1円03銭の円安・ユーロ高だった。対ドルでの下落につれて対ユーロでも下げ幅を広げ、一時約2週ぶりの安値をつけた。
ユーロは対ドルでは安い。12時時点は1ユーロ=1.1100〜01ドルと同0.0031ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕 -
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もはや、流れは、円安。
>>>外為10時 円相場、急速に下げ拡大 一時143円台後半 中値「ドル不足」
19日午前の東京外国為替市場で、円相場は急速に下げ幅を広げている。10時時点は1ドル=143円55〜56銭と、前日17時時点と比べて1円68銭の円安・ドル高だった。10時すぎに143円62銭近辺まで下げた。日本時間19日午前の取引で米長期金利が高止まりするなか、前日のニューヨーク市場から続いている利益確定目的の円売り・ドル買いが勢いを増した。
10時前の中値決済に向けては、「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業などによる円売り・ドル買い観測も相場の重荷となっている。
円は対ユーロでも一段安。10時時点では1ユーロ=159円07〜09銭と、同1円15銭の円安・ユーロ高だった。
ユーロは対ドルでは軟調。10時時点では1ユーロ=1.1081ドル近辺と同0.0050ドルのユーロ安・ドル高だった。対ユーロでもドルの買い戻しが進んだ。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕 -
684
もはや、流れは、円安。
>>>NY円相場、反発 1ドル=142円20〜30銭 FRBの大幅利下げで
18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=142円20〜30銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の2倍にあたる0.5%の利下げを決め、円買い・ドル売りが優勢となった。
円相場はFOMCの結果発表後に140円台半ばまで上昇する場面があった。市場では利下げ幅が0.25%になるか0.5%になるかで見方が割れていたため、大幅利下げの決定を受けて円高・ドル安が加速した。米長期金利は水準を切り下げる場面があり、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りも入りやすかった。
もっとも、円は買い一巡後に142円台に再び下落した。FOMC後に公表された委員らの政策金利見通しでは、年内残り2回の会合で計0.5%の利下げ方針を示した。市場の一部ではより大幅な利下げがあるとの予想もあったため「投機筋が事前に形成した円買い・ドル売りポジションの解消に動いた」(邦銀の為替ディーラー)という。
FOMC後に記者会見したパウエル議長は、0.5%の利下げが「新しいペースだとみるべきではない」と話した。米経済は「良い状態だ」とも述べ、今後の利下げが緩やかになるとの見方が意識された。
円の高値は140円45銭、安値は142円71銭だった。
円は対ユーロで3営業日ぶりに小幅反発し、前日比5銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=158円20〜30銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで小幅反発し、前日比0.0005ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1115〜25ドルで取引を終えた。FRBの大幅利下げを受けてユーロ買い・ドル売りが優勢だった。
ユーロの高値は1.1189ドル、安値は1.1097ドルだった。
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pri***** 2019年5月1日 00:00
prismhit~~~令和が始まりましたね!