ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(NEXT FUNDS) 日経ダブルインバース上場投信【1357】の掲示板 2024/04/26〜2024/04/30

「シティバンク」は2支店の閉鎖を申請し、「スターリング」、「ブレーマー」、「ファースト・ナショナル・バンク・オブ・ヒューズ・スプリングス」、「ウィンザーFS&LA」、「アルーストック・カウンティFS&LA」はそれぞれ1支店の閉鎖を申請した。

わずか1週間で、アメリカの銀行は合計64の支店の閉鎖を決定した。目の当たりにしているのは、支店閉鎖の津波である。

また、不動産部門で起きていることも深刻だ。中古住宅販売件数は気が滅入るほど低い水準に落ち込んでおり、先月のアメリカの新築住宅販売件数は5.6%減少した。

一般的な住宅ローン金利が今年最高水準に達したため、米国の新築住宅販売件数は10月に減少した。「米住宅都市開発省」と「国勢調査局」の共同報告によると、10月の新築住宅販売件数は季節調整済み年率67.9万件と、9月の71.9万件から5.6%減少した。

新築住宅の価格も下落している。「国勢調査局」が発表したデータによると、10月に販売された新築一戸建て住宅の中央価格は9月より3.1%下落し、2021年8月以来最低の40万9300ドルとなった。3ヶ月移動平均は昨年12月のピークから12%近く下落している。

これらは契約価格であり、住宅ローン金利の買い取りや無料アップグレードなどのインセンティブにかかる費用は含まれていない。

さらに、商業用不動産の危機は激化の一途をたどっている。不動産大手の「トレップ」が数日前に発表した新しい数字では、延滞に分類される商業不動産担保証券(CMBS)に生成されたローンの額は、10月までの10ヶ月間で49.4%増加し、279億1000万ドルに達した。これは、「トレップ」が追跡している6,019億8,000万ドルのローンの5.07%に相当する。一方、昨年末時点の延滞件数は、6,161億5,000万ドル(当時)の3.03%であった。

延滞件数がこれほど驚異的なペースで増加している主な理由は、オフィスビルにあることが判明した。延滞増加の原動力となったのはオフィス部門で、10月までの10ヶ月間で延滞件数は261%増加した。全CMBSオフィスローンの5.91%にあたる199件、95.9億ドルのローンが、10月末時点で30日以上支払いが遅れている。昨年末時点では、115件、残高26.5億ドル、オフィスローンの1.63%が延滞していた。