ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

NEXT NOTES ドバイ原油先物 ベア ETN【2039】の掲示板 2016/02/10〜2018/09/18

FYI
<原油需給均衡見通しで産油国の危機感低下か>
2016-03-16 07:24:11NEW !

原油相場は続落です。軟調ムードでアジア時間帯の電子取引が下げた後、$36/bbl台前半での往来となりました。

3月15日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比84セント安の$36.34/bblで、引け後の時間外取引は$36/bbl台後半です。

生産調整に対する思惑は次第に萎んでいます。
イランが生産凍結に応じる可能性は低く、他の産油国も心情的にはそれを理解していますから、合意の形成は困難でしょう。

また、今月発表された各機関の需給見通しで年後半には世界の石油需給バランスは非OPECの減産によって均衡に向かうと予想されているため、産油国の危機感も薄らいでいるように思われます。

プラッツ推定による2月のOPEC産油量も前月比日量9万バレル減の3,234万バレルとなり、これでほぼすべてのメディアや機関による2月産油量の推定値が前月比マイナスとなりました。

減産の要因はイラク北部のパイプライン停止で、2月中旬のテロ攻撃によるダメージの補修が行われていました。
輸送能力日量60万バレル同パイプラインは数日前に稼動再開したとも伝えられましたが、再び停止したとの報道もあります。

引け後に米国石油協会(API)が発表した週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は270~340万バレル増の予想を下回る前週比150万バレル増でした。

製品在庫は予想を下回る減少に留まりましたが、原油在庫の増加が低水準に留まったことで時間外取引はやや堅調な動きになっています。(油を売る日々より)

>今月発表された各機関の需給見通しで年後半には世界の石油需給バランスは非OPECの減産によって均衡に向かうと予想されているため

本格的な持ち直しはSelling climaxの後かな?