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iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債【2258】の掲示板

>>46

東証の銘柄は現状、手数料に関しては数字のマジックがあります。
東証の投資信託・ETFは、現在の所、目論見書等では信託報酬(=販売会社、運営会社、信託銀行のギャラ)のみしか表示していません。

実際はそれ以外のコストとして、隠れ費用(売買・管理費用、上場・監査費用、インデックス等使用料、弁護士費用、利息等)がかかってます。
(多分、0.0638%ってのが隠れコスト)
良心的な運営会社は、細かい目論見書等でその他の隠れコストが書いてあるが、現状義務化はされてないので、運用報告書や決算を精査しないと隠れコストはわかりにくいようになっています。

また、東証ETFのもう一つの隠れコストとして、異様に大きい運営気配間売買スプレッドというのが上げられます。少ないもので片道0.2%程度、大きいものでは1%以上のスプレッドが設定されていて、ある程度以上の金額の取引をこなすためにはこのスプレッドを毎回超えていかなければならず、その価格差が実質コスト(=売り買い両建てする運営会社の利益)になっています。

この点、NYSE上場の米ETFは総コスト表示になっており、隠れコストを含んだ数字で表記されています。
また、スプレッドについても、取引参加者が多くレベルが高いこと、マーケットメイク業者が適切に介入していることで、余程の高額(億を超える)取引でもしない限り、基準価格数十ドル~百ドル程度に対し、1セントで済みます。

この、数字のマジックと異様に大きいスプレッドが嫌い(自分の取引量だと明らかに損をする)なので、自分は数年前から、米株・債券ETFは現地市場の銘柄しか買わないことにしています。