ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)しずおかフィナンシャルグループ【5831】の掲示板 〜2023/10/04

  • >>386

    > 費用対効果の具体的数値とかを明示して頂けますでしょうか?

    費用
    現時点の見積額の総工事費は2014年の見込み額に比べ1.5兆円増の7.04兆円とのことです。おそらく数年後の完成時には他の例にもれず結果として10兆円は超えていると思います。駅周辺の再開発費用、車両費用等を加算すれば?? ちなみにJR東海のコロナ前2019年の経常は6300億円です。

    効果
    問題はリニアがができることでその分の乗客数の上乗せができ利益が出るか? という事です。結論を言えば在来の新幹線と合わせた輸送人数はリニア珍しさで乗る人で4、5年の間は若干増えるかもしれないがその後は徐々に減少していくでしょう、従ってリニアはJR東海のお荷物となることが予想されます。

    減少する理由 
    1.日本の人口が減少
    2.外国人観光客はコロナ前の水準に戻ることは難しい、
    3.ビジネス目的での利用者は確実に減少する
    4.山梨、長野方面の観光目的での利用者数は若干は望める
    5.東京から大阪方面、逆の大阪方面から東京への乗客がわざわざ名古屋でリニアに乗り換えるとは思えない、乗り換えがあったとしても新幹線の乗客がその分減る

    その他の効果と言われていること
    ・防災面(危機管理)面で東京、大阪間の高速移動手段が2路線必要という人もいるが大震災、大津波が発生した時東京都心や名古屋駅周辺も壊滅状態になると思われるがそんな時、リニアの山間部のみ動いても物資の輸送とかで何の役に立つのであろうか疑問
    ・海外へのリニアの売り込みについては中国と競争に勝ことはおそらく難しでしょう。
    ・欧州では近地への移動は飛行機から在来の電車へ、の考え方に変わりつつあります。消費電力の大きいリニアは時代の流れに反します。
    ・駅周辺の活性化についてはおそらく開通後4~5年で終わりでしょう、そんなに途中下車の人が増えるとは思えないし・・ もしも新駅周辺が活性化すれば在来線の駅周辺(例えば甲府駅)は今以上にすたれていくでしょう。

    結局はリニア開通後新幹線と合わせたJR東海の収益は若干の増加は有ってもリニアの減価償却費、維持費、経費をトータルすれは非常に厳しいものが予想されます(収入は増えても利益は出ない)その付けはいずれ国庫負担(国民負担)