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(株)ゆうちょ銀行【7182】の掲示板 2024/05/25〜

金利は基本的に世の中のお金の流れを減らします。普通は物価が上昇しすぎないように金利を上げます。金利が上がると、銀行からお金を借りた際に返す利子が高くなります。これにより、借り入れを控える人や借りる額を減らす人が増えます。

では、今は景気が良くて物価が上昇しているのでしょうか?いいえ、円安が進み、輸入コストが上がっているため、仕方のない値上げがほとんどです。海外からの観光客が訪れないような場所では「生活が苦しい。事業がちゃんと回復していない」というのが、日本全体の平均的な回答になると思います。

では、金利を上げる最大の理由は何かと言うと、アメリカとの金利差を埋め、米ドルだけでなく、世界中の通貨に対しての円安から抜け出し、輸入コストを下げるためです。

そんな苦しい時に長期金利が上がるとどうなるのでしょうか?銀行からお金を借りたくても、返済する利子の額を考えて諦め、マンションや家、車などのローンを組む人が減ります。ローンを組んで購入されるような高額な商品を売っていたビジネスは徐々に収入が減り、仕入れが少なくなり、その業界のボーナスが減ったり、忘年会の規模が小さくなったりと、会社から従業員、そしてその周りへと少しずつ影響が広がっていきます。

金利が上昇すると、株価が下がると言われている理由はこれらの影響です。企業の力が弱まっていくからです。金利がさらに上がれば、その影響はニュースで頻繁に報じられるようになります。資産を売却したり、会社を売却するところも出てきますし、以前の借金が返せず倒産するところも増えてくるでしょう。

では、銀行業はどうでしょうか?金利が上がると収入は増えますが、景気が悪い段階から金利を上げると、不良債権を抱える銀行は数年間大変な状況が続くでしょう。ゆうちょ銀行は一般事業者向けの事業資金の貸付業務を行なっていませんが、他の銀行には回収できていない不良債権があります。現在、融資をした会社から順調に返済を受けていても、金利上昇により収入が減り、その融資が不良債権になる可能性があります。他の銀行が最も恐れるのは、不良債権が取り立て不能となり、担保や引当金で完全に補填できない場合です。その不足分は財務状況に直接影響を与えるからです。

  • >>12

    ここで空売りしている人は、他の銀行の株を持っている人達かな?ここの株価が下がれば、そちらの株価が上がると思っているかもしれないけど、必ずしもそういう結果に繋がるとは限らないよ。

    例えば、みずほ銀行の不良債権は昨年の1兆700億円より1800億円増えた、1兆円2500億円。2022年の額と比べても悪化している。この内、融資した利子や元本も取り戻せるか分からない「危険債権」や「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」に分類されているのは半分以上ある。

    長期金利が上がって世の中のお金の流れが減り、多くの企業の収入が減ることで、今現在融資を受けている企業の融資が不良債権に変わる可能性も出てきた。もちろん、「要管理債権」に分類されている債権が「危険債権」に分類される可能性もある。

    長期金利が今後少しづつ上がって行くことを考えると、不良債権を抱えている銀行はこれから数年は厳しいだろう。担保や引当金では全額補填できないところも出てくるだろうし、新たな顧客に融資をしても、そこで得た利益が不良債権の処理で持っていかれたり、その新規顧客への融資が不良債権に変わる可能性もある。下手したら融資している銀行側の決算も悪くなる一方だろう。

    それなら一般事業者向けの事業資金の貸付業務を行なっていない、44兆円分の国債を保有し、他の銀行に比べてずば抜けた国債の利息収入がある「ゆうちょ銀行」の株を買った方が、まだ株価は2〜3倍になる可能性は十分にあるよ。今後も国債を買い増す予定ですし。

    長期国債の金利が1%上昇した事で、ゆうちょ銀行以外の他の銀行の株価も上昇しているのは、まだ彼らの保有している不良債権がどうなるか見えていないから。今後、金利上昇により多くの企業の業績が下がり、新たな融資を受けても返す利子が年々増えて行く可能性があるのに、今現在、借金を返せない企業に何千億、何兆円をも融資している銀行が今後数年間、純利益を伸ばせていけるとはちょっと考えらずらいですね。

    ゆうちょが1番。

    (株)ゆうちょ銀行【7182】 ここで空売りしている人は、他の銀行の株を持っている人達かな?ここの株価が下がれば、そちらの株価が上がると思っているかもしれないけど、必ずしもそういう結果に繋がるとは限らないよ。  例えば、みずほ銀行の不良債権は昨年の1兆700億円より1800億円増えた、1兆円2500億円。2022年の額と比べても悪化している。この内、融資した利子や元本も取り戻せるか分からない「危険債権」や「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」に分類されているのは半分以上ある。  長期金利が上がって世の中のお金の流れが減り、多くの企業の収入が減ることで、今現在融資を受けている企業の融資が不良債権に変わる可能性も出てきた。もちろん、「要管理債権」に分類されている債権が「危険債権」に分類される可能性もある。  長期金利が今後少しづつ上がって行くことを考えると、不良債権を抱えている銀行はこれから数年は厳しいだろう。担保や引当金では全額補填できないところも出てくるだろうし、新たな顧客に融資をしても、そこで得た利益が不良債権の処理で持っていかれたり、その新規顧客への融資が不良債権に変わる可能性もある。下手したら融資している銀行側の決算も悪くなる一方だろう。  それなら一般事業者向けの事業資金の貸付業務を行なっていない、44兆円分の国債を保有し、他の銀行に比べてずば抜けた国債の利息収入がある「ゆうちょ銀行」の株を買った方が、まだ株価は2〜3倍になる可能性は十分にあるよ。今後も国債を買い増す予定ですし。  長期国債の金利が1%上昇した事で、ゆうちょ銀行以外の他の銀行の株価も上昇しているのは、まだ彼らの保有している不良債権がどうなるか見えていないから。今後、金利上昇により多くの企業の業績が下がり、新たな融資を受けても返す利子が年々増えて行く可能性があるのに、今現在、借金を返せない企業に何千億、何兆円をも融資している銀行が今後数年間、純利益を伸ばせていけるとはちょっと考えらずらいですね。  ゆうちょが1番。

  • >>12

    今後の金利の上昇は、ゆうちょ銀行にはとても素晴らしい追い風になります。金利が上昇するとお金の流れが減り、多くの企業の収入も減り、株価が下がりますが、ゆうちょ銀行は一般事業者向けの事業資金の貸付業務を行わず、国債を購入しているので金利上昇はそのまま増益となります。

    しかし、他の銀行は融資をして回収が出来ていない不良債権があります。決算では、取引先が倒産などに追い込まれて債権回収が不可能となるケースなどに備えてあらかじめ損失額を計上する引当金「貸倒引当金」を計上します。この貸倒引当金額の分、利益を押し下げます。そして、金利の上昇が、不良債権や貸倒引当金の総額を増やしていくこともあるので、金利上昇が全ての銀行にとって良い訳ではありません。以下は、各銀行の貸倒引当金の額です。2024年3月期のゆうちょ銀行の貸倒引当金は10億円程度です。


    (*以下は各銀行の決算短信で確認出来ます)


    三菱UFJ銀行
    貸倒引当金(2024年3月期連結会計) 1兆5352億円(23.24%上昇)
    貸倒引当金(2023年3月期連結会計) 1兆2457億円


    みずほ銀行
    貸倒引当金(2024年3月期連結会計) 7878億円(9.36%上昇)
    貸倒引当金(2023年3月期連結会計) 7204億円


    三井住友ファイナンシャルグループ
    貸倒引当金(2024年3月期連結会計) 8175億円(8.96%上昇)
    貸倒引当金(2023年3月期連結会計) 7503億円


    りそな銀行
    貸倒引当金(2024年3月期連結会計) 2194億円(2.67%上昇)
    貸倒引当金(2023年3月期連結会計) 2137億円