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住信SBIネット銀行(株)【7163】の掲示板 2024/02/16〜2024/03/29

>>173

満期保有目的の債券の貸借対照表価額は、時価評価ではなく、取得原価をもって貸借対照表価額とします。
ただし、債券を債券金額より低い価額又は高い価額で取得した場合において、取得価額と債券金額との差額の性格が金利の調整と認められる場合は、償却原価法に基づいて算定された価額とします。

債券も株式と同様本来は価格変動リスクがあるものの、満期まで保有することにより約定利息及び元本の受け取りを目的とする場合には、満期までの金利変動による価格変動リスクを認める必要がないためです。

満期保有目的の債券の評価方法は、債券の保有に伴うキャッシュ・フローを満期まで保有することにより、あらかじめ確定させようとする企業の合理的な投資活動を、有価証券の時価評価の例外的な取扱いとして認められているものですが、安易に時価評価から逃れることを抑止するため要件を厳格に定めています。

その中で、一番私が懸念する要件としては、
【企業が償還期限まで所有する能力があること】
地方銀行では、その能力が欠如(無謀な融資やデリバリティブ取引、住信SBI等により住宅ローン等々の優良顧客の流出)し、所有することが困難な場合を想定しています。


いずれ、地方銀行の破綻や再編があるのではないかと注視してます。