サインポスト(株)【3996】の掲示板 2020/03/14〜2020/03/24

高輪ゲートウェイ駅の無人コンビニ、いち早く体験して分かった「心地よさ」のワケ
松浦 龍夫 日経クロステック／日経コンピュータ

（略）

意地悪テストも難なくクリア

　店内には弁当や総菜、菓子、飲料など600種類の商品が並ぶ。商品を手に取って、出口ゲートの前にある決済エリアに立つと、手に取った商品と価格がディスプレーに映し出された。商品を素早く取ってカバンに隠したり、手で覆うように取ったりと、記者はこっそり「意地悪」をしてみたが、問題なく商品がカウントされていた。

　正しく認識できているのはAIカメラ以外にも複数の情報を組み合わせて判定しているためだ。その1つの情報ソースが棚の重量センサーが検知する情報だ。最近ではローソンが2020年2月26日から富士通と共同で無人コンビニの実証実験を始めていて、そこでも同様に重量センサーを使っている。無人コンビニでは主流になっていく可能性があるだろう。

　決済はディスプレー下にある決済端末にSuicaなどの交通系ICカードをかざせば完了だ。決済が済むと、すぐ横にある出口ゲートが開いて退店を促された。レジに並ぶ時間やレジで商品を読み込む時間がないのはストレスがなくて心地よい。